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カオリラックスのリラックスブログ

manabiya音楽会のご紹介

すっかり自身のブログから遠のいてしまいました。。。

いま、私はこの企画に奮闘しております。
どうか皆さん、奈良吉野へお越し下さい!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
奈良県吉野郡下市町の山間にある、旧広橋小学校にて「manabiya音楽会」開催します!

日時:2015年10月3日(土) 14:00開場 14:30開演
   ※「よしのひろはし ええもん市」同時開催。12時よりご来場いただけます。

場所:よしの広橋スマイルヴィレッジ(旧広橋小学校)
   奈良県吉野郡下市町広橋615隣 
  (こちらの住所は法泉寺さんになります。廃校のため住所登録がないようです)

アーティスト:Akeboshi http://www.akeboshi.com

協力金:前売り 大人1800円(当日2000円) 子供(3歳以上中学生以下)500円

manabiya音楽会 公式サイトはこちらです。
http://www.mmp.click/index.html
manabiya音楽会ブログはこちら
http://manabiyamp.exblog.jp/
manabiya音楽会のご紹介_e0060542_05500443.jpg


# by kaorelax0307 | 2015-06-23 05:50

蔵王堂権現市でたまごちゃん出展しました


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今はもうすっかり冬景色な我が山のお家ですが、
つい少し前まではこのように色づいたイチョウの落ち葉でいっぱいでした。

そんなイチョウや紅葉が色づいていた11月の22.23日、
吉野山の金峯山寺、蔵王堂にて「蔵王堂権現市」というイベントがあり、
わたくしなんぞが出展させてもらいました。


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後ろ姿はなかなかシュールだ。


この「権現市」とは、
金峯山寺が世界遺産に登録されて10周年の記念年ということで、
権現さん秘仏公開の参拝者向けに、寺をぐるっと囲む回廊で行われた市です。

金峯山寺は全国の権現さんを祀るお寺の総本山でして、
この権現市が行われた少し前に、
その各地のお寺が自分とこの仏様を持ち寄り
回廊にその仏様を飾っていたんですって。

その仏様がお帰りになり、せっかくスペースもあるし、じゃあ市でもやっちゃう?
みたいなそんな感じで行われたそうです。(こんな軽いノリではないと思いますw)

蔵王堂権現市でたまごちゃん出展しました_e0060542_16344742.jpg

↑出荷直前。



神様仏様が鎮座していた場所で、
私なんぞが居させてもらうなんて恐れ多いことです。

だいたい、私以外の31のブースは、
吉野や奈良を代表するようなお店をやられていたり、活動されているばかり。
吉野の木工品、柿の葉寿司、果樹園、葛菓子、雑貨、などなど。。。
なのにどういうわけだか、ひょっこり私なんかにお声が掛かり、
初めは少し戸惑い、悩んだものの、なんとなく引き受けてしまったのでした。

なぜ、特になにもない私なんぞに声を掛けてくれたのか尋ねたところ、
「あなたみたいなユルい雰囲気が欲しくて」
という納得の理由でした。
また声を掛けてくれた地域おこし協力隊のお友達がこれまたユルい雰囲気なもんだから、
(仕事は一生懸命やってて感心するほどなのですが)
なんとなくその流れに乗ってしまったのです。



蔵王堂権現市でたまごちゃん出展しました_e0060542_16291050.jpg
初日は設営のため、金峯山寺に朝7時到着。
こんな朝早くに来たことなかったけど、
空気がピーンと張り詰めてすごく気持ちよかったです。

開店前には朝のお勤めをしてくださり、ものすごーくありがたかったです。
普段は入れない、しかも拝観料払わないと入れない場所で、
ド迫力の秘仏の前でお勤めしてくださるなんて、
滅多にないことですよ。
これを2日間してくださり、これだけで参加してよかった、と思いました。


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↑これがその秘仏の権現さん。<金峯山寺パンフレットより>
スケールがわかりづらいですが、めちゃくちゃでかいんです。



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でっかい建物で、堂々とした風格です。



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この2日間はポカポカ陽気の日和で3500人近い方が吉野山に来られたそうです。
桜の季節はえげつない混み方でウンザリだけど、
この季節のほうがまだいい感じです。


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他の出展の方々。
伝統的な木工品、団子やさん、果物ジャムやさんなど。。。

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こちら、吉野町の「ねじまき堂」さん。ここの店主2人が私を誘ってくれました。

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奈良雑貨いっぱいの「フルコト」さんと吉野山のオーガニックカフェ「はなさか」さん

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「吉野ウッドプロダクト」さん。

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ぐるっと蔵王堂を一周します。

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さ、私のお店。屋号がギリギリまで思いつかず、
主催者の女の子に提案された名前をそのまま採用w。
お客様にこの屋号を見ながら「お店はどこにあるんですか?」と聞かれることしばしば。
きっと、「不思議なお店だな」と思ったんでしょう。

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このような感じで即席「TAKANO商店」出来上がり♪

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卵ちゃんはこうしてひとりひとりプロフィールがあるんです。
次はどんなキャラを作ろうかな~と妄想するのが楽しいです。

たとえば。。。

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左からカエデ、クニヒコ、ミサコ、ケンジ
カエデは「富士屋ホテル」のメイド
クニヒコは古本屋店主
ミサコは美容家
ケンジは自称画家




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レイコ、セイラ、チアキ、マリ
レイコはジャズシンガー
セイラは元宝塚星組トップスター
チアキはフラメンコダンサー
マリは文化服装学院の学生



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マサト、ワカナ、ミツエ、タケル
マサトは三代続く貿易会社の息子
ワカナは雑貨屋店員
ミツエは皇族に憧れる奥様
タケルはパティシエ、スイーツ男子


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シゲオ、カツヨ、コウタ、ルイ
シゲオは靴磨き職人
カツヨは日本舞踊の先生と夜はスナックのママ
コウタはお祭り好きのフランス好き
ルイはアニメ好き

・・・とまぁ、こんな感じです。


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一緒に、近所に住む70歳のおばちゃん手作りのバッグも販売。
PPバンドっていう、梱包に使うテープで作られています。
これがものすごく好評で!!
おばちゃんも夜なべしてこの日の為にがんばってくれて、
予想をはるかに上回る売り上げで大喜び。

私、どっちかっていうと、こういうことのほうが喜びを感じるタイプです。
東京のイラストの学校に通ってた時、
周りには才能ある友達がたくさんいて私は打ちのめされました。
でもそれを素直に認められるようになった頃、
今度はこういう子たちにきちんとお仕事が回るような、
イラストレーターの人材派遣、みたいなのをやりたいなー、なんて漠然と思いました。

今はイラストレーターに限らず、
才能ある人や私自身が好きだって思う人が
社会や世間できちんと陽の目を浴びるような、
そんなお手伝いがしたいって常に思っております。

なーんて、私がすごいイイ人に見えたでしょww。


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一個一個、ほんとうに丁寧に作られています。
欲しいという方がいたら、私にご連絡を!




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吉野町の喜多製材さん。
有名なアロマショップ「●●の木」さんにヒノキオイルを卸してるんだって。
隣のブースだったんで、しょっちゅうヒノキの匂いが漂ってきて癒された~。



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ねじまき堂。
ここの2人はすごくゆるくいい雰囲気で、
2人のセンスが商品にも完全に漏れちゃってる!
行者さんをバッグにしちゃう、こういう感じ大好きです。



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吉野にもこんなセンスを持つご夫婦がいたんだ!と衝撃を受けた、
葛菓子の「tsujimura」さん。

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葛の干菓子っていうと、
だいたい桜とか葉っぱとかの形で、
色もそれにあった薄いピンクや緑や黄色だったりするんですけど、
色を砂糖の色による茶色のグラデーションにして、
着色料なしでこのようなステキな、しかも味にも変化を持たせた作品が。


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この試験管に入ったものなんて私のツボ!
この発想はどこから来るんでしょうか。
後日こちらのカフェにもおじゃましましたが、
ご夫婦揃ってステキな方で、
もちろんカフェもこの干菓子のようにシンプルでセンス溢れる空間で、
これから家族ぐるみでお付き合い頂きたいご夫婦でした。

東京でもちょくちょく出展してます。


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ハート。


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この子たちはねじまき堂夫婦にもらわれて行きました。
楽しい2日間でした。

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# by kaorelax0307 | 2014-11-25 16:47 | かーちゃんの趣味

ふるさと元気寄席、大成功!

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かねてから計画していました
よしの広橋スマイルヴィレッジ(旧広橋小学校)にて
寄席を開くことができました!!(パチパチ)

こちらでオープンを予定して準備を進めていた「manabiya cafe」は、
残念ながらオーナーさんの都合でオープンが難しくなってしまったのです、、、が、
地元の方のこの小学校への想いがとても強く、
継続的に何かに使って欲しいと言う声をあちらこちらで聞いてきました。

なので、この場所に住む私としては、
なんとかまずはこの寄席を実現できて本当によかったなぁ、と思うのです。


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この寄席は、ある地元のおっちゃんの一言でこうして実現したのですが、
運営するのはみな素人ばかりのスタッフ。
はじめはどうなることやらと思いました。
しかしなんとか前日までにチケットもほぼ完売し、
会場設営もいろんな方に協力してもらってなんとか形になりました。
(ほとんどそのおっちゃんが一人でがんばっていましたけど)

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当日はとてもいいお天気。
ママ友さんたちにお手伝いを呼びかけて、朝から準備に大忙し。


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開場は13時30分だったのに、13時にはもうワサワサ集まってきた。。。!
もう、ゆっくり出てきてくれていいのにぃw。


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うちの次男は知ってるおっちゃんおばちゃんらが来ておおはしゃぎ!
一番仲良いおばちゃんに息子の面倒はお任せし、
私は受付準備や段取り確認におおわらわ!!

その様子を見た笑福亭鉄瓶さんは
「ほったらかしでいいですねぇ。」と、お褒めの言葉をくださいましたww。
次男を抱っこしてくださったりと、とてもあったかいステキな方でした。


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その頃会場内では、
長男がとても重要な仕事を任せられていたので
その練習に余念がない。
噺家さん3人も交えてのリハーサルは、さすがプロの仕事。
空気がピンと張り詰め、親である私のほうがドッキドキ。


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リハーサルも終わり、時計は13時30分。
もう外にはたっくさんのお客さんたちが今か今かと待ち構えています。
受付開始し、決壊したかのようにドドドーッ!とみなさん会場内へ。

娯楽もなにもないこの山の上で落語が聞けるなんてと、
みなさんワクワクしているのが伝わってきます。

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さぁ、始まりますー!!

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この「めくり」の仕事をスタッフの娘、息子に任せることにしました。
7歳の彼女はとてもしっかりしているので何の心配もなく。

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背丈も充分。めくりもバッチリ。

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きちんとおじぎもして、無事任務完了!

なんちゃら権とかの関係で、噺家さんの写真が撮れないのが残念でありますが。。。

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さ、息子の出番だ!!


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おーっとっとっと!!


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きちんとめくって。。。



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なんとか無事におじぎまで出来た!
ホッと一安心。。。

しかし本当はこの「メクリ」以外にもっとお仕事があったことを
本番直前になって判明。
見台と膝隠し、座布団まで子供が一回一回下げなければいけなかったらしいのです。
でもそれはこの幼い子らでは無理、ということで、
噺家さんたちにはご迷惑を掛けた、という裏話もあったのですが、、、。



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大盛況のうちに記念すべき第一回を終えることができました。
その後近所の反応が大きく、あちらこちらで感謝の言葉をいただきました。

今後は継続して年一回、
可能であれば二回三回と開催できるのが理想だと思っています!


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# by kaorelax0307 | 2014-11-25 12:43 | 吉野

山の上で生活するということ

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最近ブログを更新する意欲が全然湧かなくて、、。
だって、どっこも出かけてないし、全く変わったことがないし、
ブログにするような話題が全然ないw。

長男がまだ赤ちゃんだった頃は、
それはそれはかわいさと珍しさと、あと遠くに住む両親のために、
結構頻繁に近況をアップしていましたが、
次男の時はその意欲は一気に急降下。

私の両親は相変わらず遠くて滅多に会えないので、
たまに「最近全然ブログアップしとらんじゃん。写真見せてよ。」
と、孫の近況を催促されたりもしますが、
2人目ってこうも違うものですかね。
ほんと、かわいそうw。

でも、一応撮り溜めた写真はそれなりにあるので、
ここで一気に大放出しようと思います。


吉野に来て一年半が過ぎました。
吉野と言えどそこは広く、
山もあれば住宅街もあり、な場所ですが、
うちは山の中にありまして、まだまだ山の生活が新鮮で飽きず、毎日が幸せに過ぎていきます。

特に子供が小さいと、こういう昔ながらの田舎って
とてもありがたく感じるのです。


山の上で生活するということ_e0060542_2165627.jpg
下の子はまだ1歳4ヶ月だけども、
もういっちょ前に兄弟ケンカをするし、こうして時々は仲良くしてたりする。


なにが新鮮で飽きなくて幸せかって、
まずは空気がおいしい、広々してる、景色がいい、四季の移り変わりがはっきりあって楽しい、など。

毎日幼稚園への送り迎えで山は下りているけど、やっぱり家の周りが一番。
ここに来て下の息子もあちこち動き回るようになり、
外出が困難になってきたというせいもあるけど、
休日はもう家の周りで充分、
どこか出かけるなんて時間が勿体ないし、
なにより家の前が「遠くに来た」感満載、なんだもんw。

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そんな「遠くへ来た」感満載の近所で散歩。
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おばちゃんが寄ってきた。
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この家のおばちゃんを「出て来~い」と呼ぶ。
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はい、出てきた。
1歳児の呼びつけに素直に応じるおばちゃん2人。
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一番仲のいいおばちゃんと。
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このおばちゃん、うちの息子を本当に、
もう愛しちゃってる、と言っても過言ではないくらいかわいがってくれている。
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おばちゃん家での話題は、もっぱら我が家の息子2人の「今日あんなことした、こんなことした」という内容らしいし、
(見よ、このおばちゃんと息子の動きを。これはもうほんとの孫、いや、ひ孫とばあさんだ)
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↑こんなことしたパート1
(放ってある空の洗剤容器の空気を出して喜んでいる)
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↑こんなことしたパート2
(このジョウロがなぜか大層お気に入り)
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↑こんなことしたパート3
(シャッターを閉める棒を下の畑に放ろうとしている)
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息子の為にアメちゃんやら果物やら買い物行く度に買ってきてくれて、
この家族の生活の中に、確実に息づいている我が息子達。

おばちゃん、確かちょっと前まで
「足が痛くてしゃあないんや。」
なぁんて言ってたのに、最近じゃ息子を抱っこしたり一緒に散歩したりしている。
同じ近所のおばちゃんが口々に、
「最近あのねえちゃん(この辺りでは70代80代のおばあちゃんでも「ねえちゃん」と呼ぶ)えろう元気になったなぁ。
ちょっと前まで元気なくて家に閉じこもり気味やったのに。あんたらええことしとるなぁ。」
。。。なんて、面倒見てもらって褒められる、というありがたすぎる状況。

この時はおばちゃんが作った「おかいさん(茶粥)」と「南京の炊いたん」を、
なぜかガレージの前でいただくw。


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腹もいっぱいになったところで
今度は犬の散歩に来た別のおばちゃんに遭遇。

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確実に嫌がられてます。


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こうしてちょっと外に出たらいろんな人と遭遇して
(いや、家に入ってって無理やり呼び出したりもしてるけど)
世間話したり息子と遊んでもらったり、
そういうことが、息子はもちろん、
もしかしたら私のほうが楽しくて、リラックスできて幸せなんだろうなぁ。

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こんなことしてても誰も怒らない。
むしろ「男の子は悪させんなあかん。悪さして色々覚えるんや。」って言ってくれる。
んで、何かが出来たりした時は「かしこいなぁ、かしこいなぁ」って頭をなでなでしてくれる。
私はこの、大人が子供に言う「かしこいなぁ」って言葉がとても好き。

これって関西特有の言い回しで、初めて聞いたとき「いいなぁこれ」って思いました。
たぶん愛知から東は「いい子いい子」とか「えらいえらい」だと思うんだけど、
「いい子」とか「えらい」って言葉になーーんか違和感があって。。。
考えすぎなんだとは思うんだけど、
「いい子=大人にとってのいい子」みたいなイメージがどうしてもあって、なんとなく使いたくなくって。

でも和歌山に来た時から、周りの大人が子供に「かしこいなぁ!」って言うのを聞いて、
子供自身が自分の力で何かを成し遂げた=「かしこい!」っていう風に聞こえて、
これはいいなぁ、って思いました。
関西の人からしたら日常的に、普通に使ってる言葉だと思うんで、
そんなこと全く考えてもないだろうけど。


そうそう、その関西についてとても熱く語ってくれた友達がいました。
東京から我が吉野の家に泊まりに来てくれた友達夫妻。
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彼のほうはミュージシャンなんですが、調べたら結構有名人なんで、
名前を出すのはあまり良くないかな、と思って伏せておきますが(なのでちょっとブレた写真をセレクト)
ツアーで何カ国も回っているという、海外で人気なアーティストなんです。
もちろん日本でも、CMなどでいくつか使われていたりします。
ジャズとロックが融合したような、インストのバンドです。私は大好きです。


その彼がベロベロに酔っ払いながら、
関西はすばらしい、7世紀から続く歴史がある土地はやっぱり違う、
人と話していても、この人すごいな、素晴らしいな、と思う人はだいたい西の人だ、
などと色々語ってくれw、
息子に対してもなぜかべた褒めしてくれ (息子が自らお酒をついだのが良かったみたいw!?)
2人はすっかり仲良くなって、すごく楽しい時間でした。

いや、でも彼の言うこと、なんとなくわかるんですよね。
7世紀からの歴史と現在の21世紀が何か関係あるのか?!って言われたら、
それは具体的にはうまくいえないけれど、
でも脈々と続く慣習や考え方なんかは、そのまま人々に受け継がれていくでしょう。
歴史が長いってことは、
それだけその土地で人々がうまく命をつないで来られたということであって、
その長さの分だけ、いろいろな智恵や手段があるということなんじゃなかろうか。

いや、でも、だから東が悪いとか、ダメとか、そんなことは言ってないです。
誤解なさらず。
彼の理論も一理あるなと、東の人間として客観的に思っただけですからねー。

とまあ、そんな話をお酒を飲みながらウダウダ話す時間は、
子供を持ってからは皆無に等しいので、とっても楽しかったです。
これも、山の上の「遠くに来た」感にある我が家のお陰であろう、と思います。
そうでなきゃ、わざわざ東京から遊びになんて来てくれないよね。
おかげさまで、この立地のおかげで(?)越してきてから何人もの友達が
遠方から遊びに来てくれるようになりました。
皆さん、ちょっと遠い場所ですが、時間が出来たら是非、遊びに来てね。


だーいぶ話が脱線しました。

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上の息子は1ヶ月ほど前に補助輪が取れ、
毎日毎日、それはもう毎日欠かさず朝夕と自転車に乗っています。

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よっぽど嬉しいんだねぇ。

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、、、と、調子に乗ってるとコケる。

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いないな、と思ったらここにいた。(隣のおばちゃんち)

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飽きたらここに、たいていいる。
おっちゃんに何か見せてもらってんのかな?

中学生になったら8Kmほどある学校まで自転車で通わす予定なので
(公共のバスも使えるっちゃ使えるんだけど、本数が少ない)今から体力づくりです。
山道はきついぞー。こんなところで休んでる場合じゃないぞー。がんばれー。


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週末はだいたい毎週、一時間ほど離れたとこからお義父さんが来てくれます。

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じいじとの時間がたくさん持てるようになったのも、吉野に来て良かった要因の一つ。

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お義父さんは植物とか虫とかに詳しいので、
子供がもうちょっと大きくなったらきっと楽しいだろうなぁ。

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じいじに作ってもらった剣で、なぜか歌舞伎の見得。


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この日は七輪で秋刀魚を焼く。

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うっまそー。

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おいしいねー。



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つい先日は、
「休耕地をコスモス畑にしよう」という企画の反省会、、、
と言う名目でBBQ。(みんなただ飲みたいだけ)

コスモス畑をバックに駐在さんも呼んでサックス演奏。
駐在さんを休日に呼びつけてサックス吹かせる集落なんて、
全国探してもここだけじゃない?



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最後に、これは近所のおばちゃんにもらった「ポーポー」という果物。
あけびの仲間だそうで、
足が早いため市場に出回ることがなく、幻の果物と言われているそう。
マンゴーとパパイヤとカスタードをミックスしたような味です。
種を植えたら結構実るらしいので、
近所をポーポー天国にして町おこしでもしようかな!?

とまぁ、田舎の風景と子供中心の長い日記にお付き合いくださいまして、
ありがとうございました。

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# by kaorelax0307 | 2014-10-15 22:52 | 吉野

明日香村で宴

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私が奈良に越してきたのはまだ1年半前のことです。
もうだいぶ長くいるかのように勘違いされることが多いですが、
そんなもんです。
なので、まだまだ驚いたりへぇーと思ったりすることが多く、
新鮮な毎日を過ごしています。

奈良に来て一番びっくりしたことは、
昔歴史の勉強で習った場所や地名がそのまま残っていること。

「 春すぎて~ 夏来にけらし~ 白妙の~  衣ほすてふ 天の香具山~」
・・・の、香具山があったり、(ほんとにあるんだ!と妙に感激した)
法隆寺のある土地が「斑鳩町(いかるが)」であったり、
車で走ってると交差点の標識が「安倍」だとか「藤原京」だとか
歴史で習った単語がいっぱい出てきます。


その中でももっとも感動したのがこの明日香。
かつて、私がまだ吉野に住むなんて微塵も思っていなかった頃、
電車で吉野へ向かう途中に「明日香」という駅があることを知って
軽く興奮を覚えたのを今でも忘れません。
「吉野」へ行く途中に「明日香」ですよ!?
それだけでなんだかワクワクするのは私だけですかw!?

だって、「飛鳥時代」って一つの時代を築いていた土地が、いまだ健在なんですよ。
しかも、きっと行政や住民の努力なんでしょうけど、
いまだに「村」と名付けていますし、
実際に昔の面影を残すべく高い建物は一切なく、
周りは田畑の広がる本当にのどかな場所なんです。

んで、前置きが長くなりましたが、ここは石舞台古墳。
蘇我馬子の墓だとされている場所ですね。
初めて来ましたがとってもいい場所です。
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ここで、槻ノ宴(つきのえん)という音楽イベントがあったので行ってきました。

ああー、いいね、いい。
今この写真を見ても楽しかったなーって時間が巻き戻ります。
子供をこのだだっ広い場所で自由に遊ばせながら、
大人はお酒や軽食を食べながら音楽をまったり聴く。。。
まさにこんな時間が欲しかった!です。

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急に行くことを決めたので誰とも約束していなくて、
直前にフェイスブックで呼びかけてみたりしたのですが、
行ってみたら「あれー!」「来てたのー!」と、次々と友達に会う会う。
(この写真の中にも何人か友達が写っちゃってますがw)
ほんと、こんなイベント、みんな待ってたんだよねぇ。

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この日は明日香村の各地で「光の回廊」と題してライトアップイベントをやっていて、
そのキャンドル作りのワークショップがこちらで開催されていました。

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1歳児の次男も安心の(イヤ、何度もヒヤヒヤしたけど)この空間。
嬉しそうに裸足で駆け回る姿を見ながら音楽鑑賞だなんて、
親としてもうパーフェクトな空間でした。

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ちなみにここでは少し雑貨などのお店もあり、戦利品はこの3つ。

ニット帽みたいなのは、実はフリスビー。
こう見えてよく飛ぶんです。
家ん中で飛ばして壁に当てても「ゴン」と音がしないし物が壊れないのが良いです。

あと革のカードケースとリボンはオーダーメイドの靴屋さんにて。
カードケースはワークショップになっていて、
実際に革を縫って作ったんです。

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私が作ろうと思ったら息子がやりたい!というので渋々やらせました。
糸は黄色をチョイスしたので「おっ、なかなかいいじゃん」と思ったら、
「次は水色!」「次は緑!」と全部変えていきやがったw。
で、その辺で「飽きた」と言うので
結局その後は全部糸の色を変えることに。
でも、それがなかなかいい具合になったんじゃないかなー、なんて、今ではお気に入りです。

ここからはそんな気まぐれ息子が撮った写真。
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最後のミッキーの靴(息子のおじが5歳くらいの時に履いていたヴィンテージw)は、
いい具体に撮れてると思う。
他はまだまだ、だな。

でも、カメラを持たすと(内心ヒヤヒヤだけど)
息子の撮りたいもの、見えてるものが表れるので結構おもしろいです。
うちのは一眼レフで重くて、
さらに液晶で見るタイプじゃなくファインダーで覗くタイプなんで
本当にいつ落とされるか、転ばないかってヒヤヒヤするけど、
(ダンナだったら絶対に持たせてあげないから内緒)
だからこそ、面白いかなーなんて思ったりもします。

でも、壊した時はたぶん半殺しにされると思うんで
もうあまりさせないようにします、、、!.

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日が落ちかけてこれまたいい雰囲気に。
この後は通路がろうそくで灯され、
帰り道もあちこちでライトアップされていて
とても楽しいイベントでした。

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# by kaorelax0307 | 2014-09-13 23:48 | 奈良