センパイが入院!
とーちゃんと手をつないでるのかな。。。?
と、思いきや、
とーちゃんの学校友達、タカトでした。
ここはなぜか松阪市の病院です。
息子が口を開けば「タカトは?」「センパイは?」と
会話の中にしょっちゅう登場するこの二人。
しかし『センパイ』のほうが7月に転勤になってしまってからは
なかなか会えずにいたのでした。
ところがある日突然、
「リョウくんが事故で入院したって!」との連絡が。
(『センパイ』の名前はリョウくんと言います)
なんと三重県の山中にある滝を見に行っていて、
足を滑らせ20m下まで落下。
腰椎を折って全治1ヶ月の重傷。。。!
タカトが電話で話したところでは
意識ははっきりしているということでひとまず安心しましたが、
全身打撲で全く動けない状態らしい。
で、三重県の松阪市で怪我したので松阪の病院に搬送されたようだ。
その週末、
ちょうどタカトと吉野で七輪パーティをしようと約束していたので
その予定を少し変更して松阪へお見舞いに行くことにしました。
センパイは表情もよく、思ったよりも元気でホッとしました。
ただ、190cm近くあるセンパイの身長には
病院のベッドはちょっと窮屈そうでした。。。
(ベッドから足がはみ出している)
しかも落下したときにメガネを落としてしまい、
体も全く動かせないのでコンタクトもはめれず、
テレビも本も見れなくて困っていました。
そこで、コンタクトの度数を頼りに近くのメガネ屋さんでメガネを作ってきてあげました。
動けない上にテレビも本も見られないんじゃ、そりゃ辛いよね。。。
当時の状況を聞いたところ一歩間違えば命も危ういような状況でした。
足を滑らせ体が3回転し、止まったところで岩が頭に直撃。
その衝撃で頭が流血したそうだ。
山を登って2時間ほどのところで落下したので、
同乗の友達が慌てて救急を呼ぼうにも携帯がつながらない。
急いで友達が下山し、(このとき友達は相当パニックだったらしい。)
電波が入るところまで車を走らせ、状況を説明したら救急ヘリが出動することに。
その間センパイは自力で動けるところまで動いたのだが、
それがかえって上空から見つけられず、
朝の9:30ごろ落下してから、
ヘリで運ばれたのが夕方だったらしいのだ。
登山客に何人かすれ違って声を掛けてもらったみたいなのだが、
「他の人も日が暮れてしまうからと、何人か先に行ってしまって寂しかった」
と、センパイが笑いながら言っていました。
よかったのはまず、友達が一緒だったこと。
(彼はよく一人でバイクに乗って日本中の滝を見に行っている)
あと、でっかいリュックを背負っていたので
それが緩衝材となったこと。
落下したのが午前中だったこと。
夕方だったら日が暮れて捜索できなかったかもしれない。
しかし友達のほうもパニック状態で下山、
搬送先の病院まで付き添い、(山から病院までがとっても遠い)
一時の休憩もなしで、ひとり車で自宅のある神戸まで帰ったらしく、
「2回ほど死に掛けた」と言う話も大げさではないのでしょう。
2次被害が起きなくてよかったです。
結果的に命に別状なかったので笑い話となっていたが、
想像してみたら本当に助かってよかった。。。とほっとしています。
私の父も最近山登りに目覚めて結構高い山に登っているし、
友達にもロッククライミングするとか山ガールとかいるので、
皆さん本当に本当に気をつけてくださいね。
二人は暢気にどっちが強いか対決。
少しは元気になってくれたかな?
この日は吉野に泊まりました。
すっかり日も暮れてからの七輪パーティとなりました。
この状況をセンパイに写メしたタカト。
センパイから「それごと送ってくれ~!!」と返事が来たそうだ。
昨年はセンパイも一緒にマンションで七輪したのにね。
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by kaorelax0307
| 2012-09-24 16:17
| 吉野