梅まつりとお宮さんの御供まき
ちまたでは梅どころか桜もとっくに散ったでしょうが、
吉野山では4月中旬の今がちょうど見頃なようです。
こちらの写真は我が家のある下市町広橋の梅です。
奈良三大梅林の一つとなっています。
梅って白いの、ピンクいの、何種類か色があって楽しいです。
しかもつぼみのコロンとした真ん丸い形もかわいい。
こちらの梅林は、大阪との県境にある金剛山・葛城山、大和平野が一望できる場所にあるのが魅力の一つ。
ということは、我が家もこのくらい高い位置にあるってことだね。
車で山道登る時、毎回耳がキーンって鳴るもんなぁ。。。
この日は梅まつり(3/16)でした。
ちょっとした出店が出たりスタンプラリーがあったり。
無料で振舞っていた甘酒をありがたく頂く。
「小さいのによぅけ飲んでくれるなぁ」と喜んでくれたおっちゃん。
この後梅林に沿って歩いていったのですが、
我が家からのスタートだと標高が高いところになるので行きは下りばかり。
調子に乗ってどんどん下って行ったら帰りがものすごくしんどかったです。
その数日後、集落にあるお宮さんの「御供まき」がありました。
「御供まき」という言い方はたぶん奈良か関西のみなんじゃないかと思いますが、
神社などでよく行われる餅まきのことです。
数日前から近所のおばちゃんたちより、
「20日は御供まきあるでな」と何回も言われていたので
この辺りの人のメインイベントなのだと思って予定を空けていました。
行ってみたら、この集落に住んでいない娘家族だとか孫たちだとかがいっぱい来てました。
いつもは誰もいない我が家のまん前で餅まき。
終わった後、いろんな近所の人が「よぅさん取れたかー?」と息子に声を掛けてくださり、
拾ったお餅やお菓子などを分けてくださる。子供効果万歳。
前日に近所の梶谷さんちで餅をついていたのを知っているので
絶対おいしいと思うからたくさんもらってでかしたぞ。
その後もう一度、お宮さんでも御供まきがあるので行ってみる。
こちら、すごい斜面。かなりきつかった。
ダンナ、でかいかごをお腹に縛って餅を取る作戦。
梶谷のおっちゃんに「そんなん反則やで!規則に書いてあったん知らんかぁ?」と冗談まじりに言われる。
地元のお宮さんであるが、なかなか風情があって神秘的な場所。
たぶん歴史あると思う。
私は身重なので後ろのほうで転がってきたのを拾う程度にとどめていました。
で、後ろから眺めていると
こうして大の大人達が必死で餅や菓子を拾う姿はとても滑稽であり微笑ましい。
結局この日、2回の御供まきで110個のお餅を拾うのに成功。
ちゃんとついた餅だからとてもおいしい。
しばらくは餅三昧の日々です。
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by kaorelax0307
| 2013-04-07 16:42
| 吉野