カオリラックスのリラックスブログ

助産師さん

昨日、手術をしました。
理由は赤ちゃんが育たなかったためです。
それに関しての気持ちの切替はもうスッキリできてますのでご心配なく。
でも、流産も手術も初めてのことだったし、
悪いことばかりじゃなく、たくさんの愛情ももらえました。
そんなことを自分のためにも書き記しておこうと思いました。


7月初旬、検査薬で陽性反応。
やったぁ!思いがけないことだけど、こんなに早く私たちのところに来てくれた!
という気持ち。
そしてなにより、次男坊を産んだあの助産院へまた通える!

電話して10日後助産院へ。でも早すぎたのか、袋しか見えず。
2週間後もやっぱり同じ。でも袋は大きくなってた。
気になるので、助産院と提携している病院へ。
そしたら中は見えたけど心音確認できず。。。
ここで90%の流産確定。

病院行ったら連絡して、という助産師Nさんに電話。
電話して、Nさんが電話に出た途端、号泣。自分でも驚く。
電話口でNさんも一緒に泣きながら
「うんうん、何も言わんでええよ。女って、つらいなぁ。」
と言ってくれた。

カフェのスタッフにも報告。
いつもほとんど一緒にいるので新しい家族ができるかのように喜んでくれていた。
残念な結果になったけど、実はみな流産経験者。
わかるよ、わかるよ、と一緒に気持ちを共有してくれた。

流産て結構身近に経験している人はいて、
それはそれは辛いことだろうなぁと、
感情移入して泣けるくらいだったのだけど、
実際に自分がなってみると、
それはやはり想像の中でのことで、もっともっと複雑な思いがあることがわかった。
なかなか子供が出来ない、と言う苦しみはあったけど、
流産と言う形ではなかったので、今回経験して初めてわかったことがたくさんあった。

9週なんていったら、ほんとに小さくて、まったく人間の形をしていないわけで、
命とも言えないような状態だけど、
でも、やっぱり命は命なわけで、
体にはツワリがあったり眠気やだるさがあったり、
ホルモンのバランスが崩れていろいろと体に変化が現れる。
でもそれも、私の体に宿ってくれた命の為、
しょうがない、これを乗り切れば。。。!という思いがあってこそ、がんばれる。

そんな状態で4週間くらいがんばったのだけど、結果はだめだった。。。
せっかく来てくれたのに、育ててあげられなかった、という気持ちが自分を責める。

しかし、私には心強い味方がいた。
カフェスタッフのみんな、だんな、お互いの両親、息子。。。
みんな、私の体を気遣い、自分のことのように心配してくれた。
そして、助産師Nさん。
風貌も「騒がしいおかあちゃん」と言う感じなんだけどw、
いくら助産師さんだからってここまでしてくれる!?
というくらい親身になってくれて、本当にありがたかった。

頻繁に連絡をくれ、話をしたりしているうちに、
私の気持ちもだんだん落ち着いてきたし、
もうしょうがないことだ、と思えるようになった。

そして手術なのか自然に出るのを待つのかの選択に。
私は手術は避けたかった。
だってこの5年間漢方薬以外の薬は一切飲んでなかったし、
自然に出てきてくれたら気持ちの面でも違うような気がしたから。
病院の先生は即手術、と言ったのだけど、
子供をどこに預けるのか、
帰りは運転できないらしいけど時間的に迎えに来てもらえるのか、
などいろいろ問題もあって、とりあえず保留にした。

結局助産師Nさんに相談して、
しばらく自然に出るまで様子見よう、と言ってくれた。

だけど、なかなか自然には出てきてくれなかった。
もうお盆休みに入ったりするので、
お盆過ぎまで置いておくのは体に負担も大きい、と判断され、
結局手術することに。。。

手術当日、
診察を終えた助産師Nさんが病院まで来てくれた。
内診、問診、点滴と手術前の一連の作業をずっと付き添ってくれた。
手術は絶対いやだ!と言っていた私なので、
緊張をほぐそうとしてくれていた。
助産師Nさんと漫才コンビのような、もう一人の助産師Oさんも駆けつけてくれた。
2人とも本当に忙しい人なのに、
わざわざ私一人の為に来てくれる??
NさんOさんは、病室で寝ていた私の前でワイワイしゃべって
「じゃ、また来るわぁ!」と言って一時退散。

手術直前、またワイワイ言いながらNさんOさんが病室へ。
「どやー!?なんや、ボーっとしとんなぁ!」
「病院服がなんかセクシーやんか!」
なーんて、しょーもない話をして私もリラックス。
その状態のまま手術室へ。

「緊張しとったらな、麻酔効きにくくて痛い思いした人もおるんやから、
カフェのことばっか考えー。」
と、硬いまっすぐなベッドに寝かされた傍らでNさんはずっと付き添ってくれ、
カフェの話などをいろいろとした。
そんな中、あれよあれよと麻酔を打たれ、
20分後、看護士さんに「一緒に数を数えてくださーい」と言われ、
「1、2、、3、、、(この辺からだんだんゆっくりになる)4、、、、、」
「5、、、、、、、、、、、、6、、、、、、、、、、、」(ここでパタン!と意識なくなる)

そのまま訳もわからず手術終了。
なんとなく意識が戻ってきた頃、
助産師Nさんが「あんなー、私5時半から会議あんねん。だから行くわなー。」
と言う声が耳元で聞こえた。
あー、手術中、ずっといてくれたんだ。。。
忙しいのになんでそこまでしてくれるんだろう。
「Nさん、忙しいのにいてくれたんだ、、、」と言ったら、(たぶん)
「なに言うてんのー、私はあんたの側にいれるだけで幸せなんやで。」
と、(これははっきり聞こえたw)言ってくれ、じゅわーーーと涙が。

もう今回の件でNさんの前で何回も泣いてるので
これ以上泣いたらいかん、と思って我慢したけど、出ちゃったね。
麻酔効いてんのに。

今回の出来事は非常に悲しかったけど、
でもそれ以上のものをたくさんもらえた。
次男坊の妊娠で知り合った助産師さんは、
もう本当の親のような姉のような友達のような
かけがえのない存在。
次男坊を出産した後もこうしてずっと付き合えるなんて幸せなことだ。
もし今後、また命のめぐり合わせがあってもなくても、
ずっと側にいてほしいなぁ、と思う。

そして、友達、家族を改めて大事な存在だなと思った。
深い悲しみがあったからこそ、今ある幸せを再確認できて、
自分は本当に幸せな人だな、と思った。
今回の経験も、悪くはなかった、ってことだね。
そう思うと、宿ってくれて、ありがとう、と言いたくなるな。






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by kaorelax0307 | 2014-08-09 23:21 | ひとり言