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カテゴリ:熊野詣2012( 7 )

熊野詣でに行って来ました。その7<玉置神社in十津川>


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玉置神社の駐車場から熊野方面を眺める。


これで熊野の旅はラストです。
今回は奈良の十津川にある玉置神社へ行きました。

実はこの旅の中で、
もっとも重要度の高い場所と考えていたのがここです。
本来の目的はここで、
熊野本宮大社や川湯温泉はついでと言っても過言ではないほどです。
あぁー、すでに過去の出来事だというのに
今この日記を書きながら興奮してます。
それぐらい、思い入れの深い場所となりました。

地図で言うとココ。

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青く囲ったところが玉置神社。
どこから行っても遠い遠い場所です。

ここはかつて
吉野から続く大峯奥駆道の終点として
修験者たちが目指した熊野の奥の院です。

とても険しい道ゆえ、行く人を選ぶとか。
神に好まれると
天候良く障害もなくスムーズに行けるそうだが、
神に嫌われた人は
道中事故したり悪天候で行けなくなったりするらしい。。。

旅立ち前、その事を知った私は
無事にたどり着けるだろうかと不安でした。

まず、なぜここへ行こうと思ったのかと言いますと、
実は年末、ある人に言われたのです。
「十津川の玉置神社へ行きなさい。
そしたらあなたのダンナさんは必ずインスピレーションを感じて
仕事に大きな影響を及ぼすから。」

うちのダンナさん、
家具職人目指してただいま勉強中。
私自身、それに対してそんなに不安は感じてないのですが、
やはりちょっとは心配。
そんな時にある人から言われたのでした。

そこで早速調べてみると、
なんと紀元前37年に、
標高1000m付近に建てられ、
とても神秘的な場所で
最強のパワースポットと言われているらしいことがわかりました。

ダンナくんのためというよりも私のほうが、
「これは行かねば!」と身震い立つような気持ちになり、
ダンナくんには「ある人から言われた」ことは
これっぽっちも言わず(今も言ってない)
旅行計画を立てたのでした。


不安は的中!
実は前日、熊野についた日の午後に
玉置神社を目指していたのです。
地図で言ったら熊野本宮大社から右回りの
169号線を使って行ったのですが、
なんとあと2、3kmのところで通行止め。

ガーーーーーン!!
ショックでした。
私は神様に嫌われているのかも。
もっと心を強くしてから来なさいということで、
今は行くべきではない場所なのかも。
色々なことが頭をよぎりました。

その日はとりあえず熊野に戻り、
温泉に入り、
熊野本宮大社にて八咫烏神事を行い、
充実した時間を過ごしました。
でも、やっぱりどうしても諦めきれない!!

そこで夜、
ホテルの方にお伺いして調べてもらったところ、
左回りの168号線なら大丈夫とのこと。
ただし、
路面が凍結しているのでチェーンが必要。。。

一応、チェーンは持ってきていました。
しかし、チェーン走行での山道は初めてだし
油断なりません。
これでたどり着けなかったら
今度こそ自分には何か足りない事があるんだと思おう。

そして翌日、
熊野古道を歩いた後の2時ごろ出発。
途中までは順調でした。
十津川温泉を抜け、熊野川を渡り、
玉置山への山道に入りました。

ちなみにこの辺りを襲った昨年9月の台風12号。
その影響で
私たちが熊野川を渡ったすぐそばの橋は、
完全に倒壊していました。→ニュース記事
ニュースでは何度も目にしていましたが、
それと同じ場所にいるなんて到底思えませんでした。


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どんどん山深くなってきました。


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ひぇ~!民家がちっちゃい。
それでもこの辺りはまだまだ路面凍結もなく順調でした。
なにせ1000mまで登るんですからね。
まだまだ先は長いです。

『玉置神社まであと7km』
の標識が出始めた辺りから
積雪が目立ち始め、減速を余儀なくされました。
(信じられないでしょうがなんと私が運転!)

そしてとうとうやってきました。
ちょっとヤバイなというところを
ソロソロと走ったのですが
ハンドルが取られて全く前へ進めません。

お互い初めてのチェーン付けに30分ほどかかりました。
陽がだいぶ傾いてきました。
たどり着いても陽が落ちては参拝できません。
(ライトアップなどあるわきゃなし)
もう心臓はドッキドキ。

チェーンをガリガリ言わせながら
時速は10kmほど。
無事にたどり着けるのか焦りながらも、
とにかく慎重に前へ進みます。

カーブを曲がっても曲がっても、
and、曲がっても曲がっても、
more、曲がっても曲がっても、(しつこい?)
出てくるのはまたカーブ。

特に『あと2km』からが長かった。
「やった!あと2km!」と思ったのに
その2kmは20kmに感じるほど長かったです。


そして・・・

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ようやく着きました!
達成感が凄い!!

冒頭の写真をもう一度。

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これは到着時の写真です。
やばいです。陽が落ちてきています。
本殿まではここからさらに
徒歩15分。
息子の足を考えるとそれ以上。。。
着いたと思わせておいて
参拝させてくれない可能性も大いにある。
もったいぶらせて神様のいじわるっ!

・・・というわけでまたまた焦るのですが、
この雪道。

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途中まで息子も歩いていたのですが、
雪遊びしだしたりして
ホントに日が暮れそうだったので
担いで進みました。

とか言いながら、本殿に近づくにつれ
たくさんの巨木達が現れ、
私たちを圧倒させました。

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玉置神社は「杉の巨樹群」と言われる
巨木たちがまさに群れをなしてそびえ立っているのです。


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この大きさ、
わっかるかなぁ~
わっかんないだろうなぁ~。


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この穴に余裕で立ったまま入れます。


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ついつい見とれて足を止めているうちに、
夕日が時刻を教えてくれました。

しかしこれでもか、これでもかと
次々に現る巨木達。

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やばい、とうとう暗くなってきた。

そしていよいよ本殿到着~!のところに、
デデデーーーン!と
ここで最も大きい樹齢3000年クラスの大杉現る!!

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これには圧倒。
見た瞬間、マンガの「ジャーン!」な感じ?

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↑マンガのジャーン!
この真ん中に巨木が立ってるとお考えください。
それくらいの衝撃でした。

写真ではわかりにくいですが、
根元に巻かれたしめ縄の左側の高さが
私の身長の倍くらいの位置だといえばわかりますか?

その大きさもそうなんですけど、
なんでしょうか、ものすごい威圧感なんです。
行った者にしかわからないとは思いますが、
鳥居から山道の参道を歩き、
その途中の巨木達に「よぅ来た。」と迎えられているような抱擁感。
神様がいても何ら不思議はないと思わせる、
非日常的な別世界。
この山全体が聖域であり、
いるだけで自分の心が無になってしまうような、
そんな神々しさを感じるんです。
ホントですよ。

私の写真では限界があるので、(出直してきます)
とっても素晴らしく撮られた方のブログを是非ごらんください。
これを見たら、きっと行きたくなりますよ。

はぁ~~、ほぇ~~、ぽわ~ん・・・
としていたら、面白いもの発見しました。

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手水が凍っています。
柄杓も凍って取れません。
なんとか取れた柄杓で
めちゃめちゃ冷たい水を使って
身を清めます。
引き締まるぅ~。


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参拝を終え、5時ギリギリ。
今年から始めた御朱印コレクションに
どうしても玉置神社を加えたい!!
そして急いで社務所に行ったら快く受けてくださいました。


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これは書院造の社務所。
国の重要文化財です。
ものすごく趣があります。
1804年の建立だそうです。

私は社務所を含めた玉置神社の社殿を
写真に収められなかったのが唯一の心残り。
帰りの参道が真っ暗になるので
陽が落ちてしまう焦りで忘れていました。
なのにしっかりご朱印もらってるあたりがなんとも・・・

今まで色んな神社へ行きましたが、
こういう神社はなかなかないです。
ここの建物は山伏の修行の場だからなのか、
華美な装飾がなく、ツヤツヤ感もなく、
質素ながら
それでいて荘厳さが半端無い。
伝わってますか?
伝わってないだろうなぁ。
こういうとき、己のボキャブラリーの無さに残念無念です。

頑張って続けますと、
他の神社とは明らかに何かが違う。
「ちょっくら神頼みでもすっか」
「とりあえず初詣しとこう」
的な感覚では絶対に行けないところです。

その道のりの険しさももちろんですが、
自分自身が絶対にここへ行きたいという
強い気持ちがないと
行ってはいけないような、そんな気がしました。

よく伊勢神宮なんか行くと、
「心がすーっと清められるような感じ」とか言いますけど、
そうじゃなくって、
恐怖に近いものを感じるんです。
心を清めてから行く、というほうがふさわしいかもしれません。
そう言う意味では、
一日目はたどり着けませんでしたが
それがよかったのかもしれません。



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ありがたく御朱印をいただき、
(熊野本宮でもいただきましたっ)
急いで参道を戻ると


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空一面の夕焼けと
影となった山々のグラデーションに
「この旅、お疲れ様でした」
と言われたような気がしました。


今回は時間がなくて行けなかったのですが、
社務所内には
狩野派による花鳥画が描かれた襖絵があるらしく、
是非ともまたお伺いしたいと思います。

このブログで興味を持たれた方は
是非足を運んでその目で確かめてみてほしいです。

しかし、行く人を選びますがね。フッフッフ。

ちなみに肝心のダンナくんのその後・・・は、
学校で勉強したことの日誌をつけ出したり、
なんとなくですが、顔つきが変わったような変わってないような。。。?
長い目で見守って行きたいと思います。




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by kaorelax0307 | 2012-02-03 20:45 | 熊野詣2012

熊野詣でに行って来ました。その6<熊野古道を歩こう②>


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かーちゃん、妖精のように舞う。

妖精なんて言ったらどっかから野次が飛んできそうですが、
森の妖精が出てきてもおかしくないくらい
森感がすごい。


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息子はおっちゃん効果で好スタート。


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・・・と思ったらアレレ?
雲行きが怪しいぞ。


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もうくたばってる。


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ラムネを与えて機嫌をとる作戦。


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充電完了!


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アップダウンも乗り切るぞ!


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。。。と思ったら再び泣きっ面。

足場も悪いし階段は急だし
2歳児にはきついかなぁ??
とは思いつつ、この日は鬼と化していた私。
おらおら行くぞ~!!


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そこに仏様あらわる。


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仏爺様に、「2歳!?そりゃあこの道は無理やで~」と言われる。
やっぱりそうですかぁ?てへへ。
「お菓子食べて休憩しな。」
と、人生初めてのチョコレートをいただく。

その後、「チョコテート!チョコテート!」と要求多発。
彼の心の中にしっかりと刻み込まれて
面倒くさいことになったのは言うまでもなく。


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チョコ充電してさわやかな顔。

ちなみにこれ、昔の標識です。
「右 かうや(高野) 左 きみい寺(紀三井寺)」
と書いてあります。
ちょいとそこを曲がれば
高野山や紀三井寺に行けちゃうよってな感じで書かれていますが、
高野までは約90km、紀三井寺までは100km以上ありますからね。
こんなところから標識が出てるのでびっくりします。
昔の人って改めてすごい。


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その後は休憩をこまめにしながら


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うわぁ。またキツそうな階段。


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そんな時はやっぱり休憩。


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ふぅ~、生き返るぅ~。


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さ、またひと頑張りすっか。

そんなこんなでやっとのことで
約4時間かけて到着しました。
厳密に言うと、
残り500mほどで力尽きて寝てしまったのですが。。。


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ゴール近くの展望広場にて。
旧社地の大鳥居が眺められました。

よく頑張った!
毎年ここを歩いて成長を感じることができたらいいな!
by kaorelax0307 | 2012-02-02 16:11 | 熊野詣2012

熊野詣でに行って来ました。その5<熊野古道を歩こう>


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いよいよ本日は
ちゃんとした(?)熊野古道を歩きます。
舗装された道じゃなくって、昔ながらの古道です。


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定番のコースは、地図の左真ん中あたりにある
『発心門王子』から本宮大社まで(約10kmくらい)らしいのですが、
我が家にはわがままな2歳児がおりますし、
それはちょっと無理だろうということで
囲みのある『伏拝王子』から本宮大社まで(約4km)を
歩くことにしました。

今考えたら、4kmって結構長い。
しかもアップダウンの激しい山道の4kmは
2歳児にとったら相当な道のりだったようです。
しかしかーちゃんはそんなことお構いなし!
お前をビシバシ鍛えてやっからな。

というわけで、『伏拝王子』まではバスで行きます。
そこには和泉式部の説話にちなんだこんな句があります。

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「晴れやらぬ 身の浮雲の たなびきて 月の障りと なるぞかなしき」

当時、寺院などに月の障りの人、
つまり女性の月のものになってる人は入れないという掟が定番でした。
和泉式部はやっとの思いで京からここまで来たのに
本宮間近で月の物になってしまい、悲しみにふけっていました。
でもその晩、熊野の神様が夢に現れ
「月の障りとなっていてもいいですよ~、おいでなさい~」
と言うような意味の句を返歌した、とされています。

これはあくまで説話で、
熊野の神様は、それだけどんな方でも受け入れる心広き神様なのです。

うんちくはさておき。

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ここから見える景色がまた良く。

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このグラデーションに私は弱い。

しっかり充電していざ!熊野古道!
・・・と、思いきや・・・、

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早速ぐずっています。

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「バス!バス乗る!」
・・・ておい、お前は現代っ子か!
スタート地点からこれでは先が思いやられます。

しかしこうなることは想定の範囲内。
私は決めていました。
今日は容赦なく息子を鍛えると。

狭い日本の道路事情。
いつもだったら車が危ないので
駄々をこねたら歩き出すまで一緒に待つか
最悪抱っこして行かねば先へ進めません。

しかし今日は、なんてったって熊野古道。
別に急いだ旅でもないし、
車も通らねば連れ去りなどの危険もたぶん、ない。
今日は駄々をこねたら置いていく!
そう決めてました。
泣けば抱っこしてくれるもんだと思うなよ。
かーちゃんは本気なんだ。
お前も本気で戦いに来い!

と、いうわけで、
泣き喚く息子を置いてスタスタ歩き始めました。
(とは言いつつ、片側が崖だったりするので気をつけながら)

そこへ、救世主あらわる!!

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(私が変な顔してたので消してます)
バラの花をどうぞ・・・
ではなくって、
地元のおっちゃんに遭遇し、
植物で作った飛行機を息子に向かって飛ばしてくれました。

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すっかり心奪われた息子。
こういうところ、単純な性格でよかった。

左とん平似のおっちゃんに私たちも心奪われ、
ちょっと世間話をしていたら
『伏拝王子』の絶景が見えたところにあるお宅がおっちゃんの自宅でした。

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結局またスタート地点に戻り、おっちゃん家の庭で絶景を眺める。


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井戸水飲むか?と息子にくださる。


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「男の子は木登りできるくらい逞しく育てなあかん!」と
自ら手を使わず登れることをアピールしてくださる。

息子といると、こういう遭遇がとても多い。
普段でもちょっと困っていると
良いタイミングでおばちゃんやおっちゃんが現れて
いつの間にか解決する。
特に息子はおっちゃんキラーで、
息子もおじいちゃん大好きっ子だからか
おっちゃんを呼ぶ率が、そして一瞬の相思相愛になる率が
非常に高いのだ。

思えば私も、
一昔前はおやじキラーの名を欲しいままにしていました。
行く会社行く会社でおやじに好かれ、
時には本気で困ったこともあったっけ。。。(遠い目)


そんな戯言はさておき、
おっちゃんとはここでさよならし、
すっかり機嫌の戻った息子と気を取り直して再スタート!

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・・・ですが、長くなるので次の日記にて。
by kaorelax0307 | 2012-01-26 06:13 | 熊野詣2012

熊野詣でに行って来ました。その4<川湯温泉の仙人風呂>


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宿泊は熊野本宮大社から車で5分ほどの、
川湯温泉にしました。
ここは川から温泉が湧いていて、
11月から2月の間だけ
川をせき止めて作る仙人風呂が名物です。
今冬は昨年夏の台風の影響でオープンが1ヶ月遅れたそうですが、
再開できて良かったですね!


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ほら、川からの湯気が見えますか?


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こんな絶景を楽しみながら入れます。


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プールのような広さ。
水着着用必須なので、女性も安心して入れます。
私ももちろん入りましたよ。
あ、ちなみに無料です。
公共浴場なので宿泊しなくても入れます。


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てへっ


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身も心もあったまり、気分は最高。


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勢いづいて両手投げだ。


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おーい!見えますかー。
余談ですがね、
私たちが泊まった宿泊先は
一泊二食付きで5000円の超格安宿でした。
はっきり言って、部屋はビジネスホテル並の狭さで
建物もボロボロでしたが、
食事とお風呂は姉妹館の
一泊1万5000円以上するホテルを使用できるし、
ボロ宿の方のお風呂もヒノキ風呂だし当然温泉だし、
とても快適でした。

なので、ガソリン・高速代、ぜーんぶ合わせて
3人で2万円くらいで楽しみました。
失業保険生活の我が家が優雅に旅行できるわけがないので、
ま、そういうことなのです。

次は熊野古道を歩きます。
by kaorelax0307 | 2012-01-19 23:42 | 熊野詣2012

熊野詣でに行って来ました。その3<熊野本宮大社>


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どうですか、この自然そのものの形。
山が出来て、その間が削られて、川が出来たという
模範解答のような風景ではないですか?

以前の高野山~龍神温泉の日記でもそうでしたが
和歌山って本当に自然がたくさん残っています。以前の日記→
以前、県の広報を見たら、
なんと県の70%以上が森林なんですって。

しかしその分、災害も多いんですよね。
記憶に新しい2011年9月の台風12号。
こちら熊野はその影響をもろに受けました。

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普段はこんなに広く穏やかな熊野川。
でも、

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川の道を挟んで建っていた建物はこの通り。

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こちらはがけ崩れの後。

主要な道路はほぼ開通しており、
温泉や観光スポットへ行くには何ら問題はないのですが、
ところどころこういった光景が生生しく残っています。
こういう場所を目の当たりにするたびに、
絶句し、身震いするような自然の驚異を感じました。

そんな降雨量の多い熊野。
実はこれから向かう熊野本宮大社は
以前、12社あった社殿のうち9社が雨で流されていたんです。

その前に、熊野には大社が三つあります。

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熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社。
これらを合わせて『熊野三山』と言います。
今回は真ん中辺りの熊野本宮大社へ行って来ました。


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これが明治22年までの熊野本宮大社。
川の中州にあったんですね。
参詣者はやっとのこさで熊野古道を歩いてきて、
鳥居が見えて「やったー!」と思ったら
最後にこの熊野川を渡らなければいけなかったのです。
これは身を清めてから神様に会うという意味があるのです。

しかし最後の最後でこの川攻めかぁ。。。
結構流れが早かったらしいのできつかったろうなぁ。

そういうわけで、川の中州にあった熊野本宮大社。
けれど、明治22年の大洪水によりほとんどが流されてしまったのです。
それにより残った社殿は現在、山の上に移築されていますが、
あくまで本殿は中州のところで、現在の場所は仮社殿、なんですって。
なので、当時の大鳥居はそのまま残されており、
現在でも神聖な場所として崇められています。

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この大鳥居は日本一でかい鳥居だそうです。
なのにこんな中途半端な写真しかなくてごめんなさい。

というわけで、現在でいう仮の本宮大社へ。

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もっと山の奥のほうにあるのかと思ったら、
結構道路のすぐそばにあっけなくありました。
元の社殿のあったところから500mほどです。


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これだけ階段があれば、川の増幅による浸水は免れるかな。


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じゃーん!
萱葺きの屋根がとても荘厳なイメージを醸しています。

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でも向かって左の社が修復中でした。
残念!

あともう一つ残念だったのが
この時期は仕方がないのですが、
お守り売り場にいる巫女さんや男巫さんらが
みんな学生のアルバイトで全然ありがたみがないこと。
バイト同士で喋っていたり、対応もキビキビしていなくて
せっかくの衣裳を着ているのにまったく神聖な雰囲気がなく
少し興ざめしてしまいました。

ただ、中には素敵な子達もいました。
息子に風船をくれた男の子がいるのですが、
2度も風船を飛ばしてしまったのです。
その度に号泣する息子に対し、
数人の男女が優しく接してくれて事なきを得ました。

この日は年に一度の八咫烏(やたがらす)神事という催しがありました。
私はそのイベントがあることを
旅館を予約してから知り、無理言って予定を一日遅らせたのでした。

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会場となる社殿。

この神事では熊野の護符「牛王神符(ごおうしんぷ)」に押される
「宝印(ほういん)」を押してもらいます。

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真ん中の朱が「宝印」。
ちなみにこの「牛王神符」。
カラス文字で右から「熊野●●」と書かれています。
左は忘れちゃった!
カラスで書かれているのがちょっとかわいい。
なかなかなデザインだと思います。

そして八咫烏とはご存知の通り
サッカー日本代表マークにも使われている
三本足の烏のことです。
なぜ八咫烏神事というかはよくわかりません。
でも、とっても神聖な神事です。


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社殿に入り、長い長い祝詞(のりと)や儀式の末に
足がしびれてどうにもならなくなった頃、
やっとメインイベントの宝印の時間がやってまいりました。


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先にいただいていた半紙みたいなのを手の平に乗せ、
それを宮司さんに向けると
宮司さんが思いっきり強い力で「えいーっっ!!」と言いながら
押印してくれます。
中には尻餅をついてしまったり後ろで支えてもらったり、
「やーっ!」と自分も呼応している人もいましたが、
私はなんとか自力でむむむーーっと耐え押印してもらいました。

神事が終わった頃にはすっかり陽も落ち
大鳥居が美しくライトアップされていました。

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これもまた中途半端な写真で、、、。

次は温泉と熊野古道を歩いた日記です。

その4につづく。
by kaorelax0307 | 2012-01-15 11:02 | 熊野詣2012

熊野詣でに行って来ました。その2<熊野古道>


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ずいぶん山深いところまでやってきました。
ここは熊野参詣道の一つ、中辺路(なかへち)です。

熊野へ詣でるには色々な道があります。
まずはその説明から。(勉強したので言いたくてしょうがない)

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今の時代で言う田辺~熊野ルートを中辺路、
高野山~熊野ルートを小辺路(こへち)、
紀伊半島末端をぐるりと進むルートを大辺路(おおへち)、
伊勢から来るルートを伊勢路、
ここには載っていませんが、
小辺路と伊勢路の中間あたりにある
吉野・大嶺から来るルートを大嶺奥駈道(おおみねおくがけみち)、
と言います。

熊野詣では平安時代中期ごろから信仰を集めるようになり、
法皇や上皇などの皇族らの参詣が盛んになりました。(これを熊野御幸という)
その中でも白河上皇が生涯の間で9回もの熊野詣をしたことにより、
熊野信仰が熱狂的高まりを見せたようです。

その後、鳥羽上皇21回、
後白河上皇にいたっては34回もの御幸をしたらしいです。
ちなみに天皇の時は行事などに忙しく
誰一人として参ってないらしいです。
天皇の父親としての
権力と富と自由のなせる旅ってわけですな。

室町時代頃には武士や庶民にも広まり、
『蟻の熊野詣』と言われるほどの賑わいだったようです。

今で言ったら、
パリスヒルトンだとか叶姉妹の持ってるものが
庶民の憧れとなって、
同じ物を持つために行列作って並ぶ、みたいな感覚!?
(この例えについては深く考えないように。)

平安時代と言ったら都は京都。
京都からとことこ歩き、
淀川を船で渡り、
上の地図の水色の経路をずーっと徒歩で来るのだから、
昔の人は本当にすごいなぁと感心。
もっとも、偉い人は馬に乗ったり籠で運ばれてくるんでしょうが。
それでも、時には野宿ということもあるでしょうし、
食べ物だってそんなに大したものは食べられなかったはず。
すごいですねー。

というわけで、
私たちは上皇たちの主なルートだった中辺路を
文明の利器である車を使って辿りました。
うーん、快適。
(中辺路と311号線が平行して通っています)


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途中、車を降りて、
「野中の清水」という美味しい水が湧き出るスポットへ。


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道を登っていくとなんと野生のサルがいっぱい!
これにはびっくり!
息子は「アイアイ!」と大興奮。
息子の大声にサル達もびっくりして警戒気味でした。
(写真はすべてクリックで大きくなります)


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地元のおばあちゃんに遭遇。
おばあちゃんは山道をとことこ歩いてきて、
2リットルのペットボトルに水を汲みに来たんだそう。
これをまた持って帰るなんて大変だぁ、、、。

私たちはペットボトルも何も持ってなかったので
手酌で拝借。うーん、うまい!

しばらくおばあちゃんと談笑。
「ここは空き家が多いんやわ。来てくれるなら大歓迎やで!」
とスカウトされました。

そののち、
「あんたらペットボトルなんか持ってないやろ?
それ、やるわ。」と言い残し、スタスタ帰っていきました。

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美しい去り際のおばあちゃん。お元気で!

そこから歩いてすぐのところに「野中の一方杉」がありました。
私はずっと『一本杉』だと思っていて、
ダンナくんに「『一本杉』って名前だけど何本も大きい杉があるらしいよ。」と
得意げに説明していました。

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わかりますかね?これ、相当でかいっす。

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この杉を目にしたとき、
あまりのでかさに雄叫びを何度も上げなくては気がすまないほど、
びっくりおののきました。

ここではこの木が一番大きかったけど、
ほかにもでかくまっすぐ伸びた杉が何本も!
そしてこの後、だんなくんに
「ちゃうやん、『一本杉』やなくて『一方杉』やん。」
と言われてますますびっくりするのでした。


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こんな風情あるお茶屋さんも。
ここは本当に気持ちのいいところでした。
当時の人たちはきっと、
険しく厳しい山道を登ってきたところでここに辿り着き、
美味しい清水で喉を潤し、
杉を見て疲れを癒し、
お茶屋さんでくつろいだことでしょうね。

そんなことをずーっと空想しながら
私たちの旅はまだまだ続きます。

その3へつづく。。。
by kaorelax0307 | 2012-01-12 06:43 | 熊野詣2012

熊野詣でに行って来ました。その1


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熊野の川湯温泉にある仙人風呂に浸かる2人。
ここは河原を掘ると温泉が湧き、
川がそのまま温泉になるという珍しい温泉です。


年が明けて最初の土日で
念願だった熊野~十津川へ行ってきました。

熊野といえば世界遺産。
でも、和歌山に引っ越してくるまで漠然としか知りませんでした。
世界遺産になったのは熊野だけではないんですね。
正確には『紀伊山地の霊場と参詣道』のすべてが世界遺産なんですって。


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この地図の道、神社仏閣、その周りの自然、
すべてが世界遺産。
なので、和歌山だけでなく奈良、三重の3県にわたって
一つの世界遺産となっているんですねー。

で、今回私たちが向かったのは白く囲んである、

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熊野古道の中辺路(なかへち)、熊野本宮大社、玉置神社です。

山、歴史、神社仏閣が好きな私にとっては
すべてを兼ね備えたヨダレが出そうな今回の旅行。
一瞬たりともムダな時間を過ごしたくない、というわけで
古道や神社仏閣などについての歴史、よもやま話など
あらゆる情報を集めて手帳にびっちり書き込んだ上、
ダンナくんへのプレゼン資料として
こんなパンフレットまで作りました。

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こういう前準備が超楽しい。
旅の前から興奮MAX!

そんな旅の状況は次のブログにて。。。
by kaorelax0307 | 2012-01-11 17:21 | 熊野詣2012