
GW2日目は、滋賀県に住む友達のところと
京都に住む友達のところへ遊びに行ってきました。
ここは滋賀県近江八幡市にある「愛菜館」という産直市場。
友達がここで石釜ピザを焼いているのです。

目の前は広大な地平線が広がるのどかな場所。

いたいた、友達の理恵ちゃん夫妻。
理恵ちゃんとは東京にいた時、一緒に皇居でマラソンをしていた「ラン友」。
しかしそれは単にきっかけに過ぎず、
ほとんどラン以外で遊んでいたような。。。?
その後、私は和歌山→奈良へ。
理恵ちゃんはこの手前にいるだんなさんと一緒になるため滋賀に嫁サ来たのです。
今回ようやく3年ぶりに再会できました。
しかし滋賀は意外と遠かった。
GWってこともあって、4時間かかりました。
同じ関西ってことでちょっとなめてたな。
今回はもちろん、理恵ちゃん夫妻のラブラブっぷりを見に来たのは当然のことですが、
いま吉野のカフェで石釜を作っているので、その参考にと視察も兼ねてやって来ました。
何度も壊れては作り、オープン直前でようやくできたという渾身の石釜。
立派です!

石釜を扱うコツやポイントなどを色々教えてもらいました。
ポイントはこの高温だそう。
この時釜は486度!
これを保つための方法を伝授いただきました!
釜担当のだんなさん、
本職は水耕栽培の農家ですが、姿かたちを見る限りではすっかりピザ職人。
本気でピザ屋やろうかな、なんて考えているらしいダンナさんですが、
横から妻が無理無理、と一蹴しておりました。

うっわー!おいしそう!!
いや、マジでおいしかったんです。
生地の作り方からいろいろ教わり、ふむふむなるほどと膝を打つことしばしば。

玄さんもご機嫌で相当食べました。

お腹が満たされたあとは運動ですか。
そこ、一応テーブルですけど、、。
相撲?
単にお茶飲みたいの?
意味不明な静止画w。
(それを冷静に見守るじいじ。。。)

遠目から隠し撮り。
ちゃちゃっと生地を伸ばし、ソースを塗り、トッピングして、、、。
理恵ちゃんも慣れた手つき。
昨年の11月から土日だけでやってるとは思えない。
私たちもこんな風に提供できるのだろうか。
そういえば私たちがピザを食べているとき、
小学生くらいの男の子とおばあちゃんが横を通りました。
男の子が「ピザ食べたいー!!」とおねだりしたら、
おばあちゃんが「んなもん、冷凍のピザでええわ」と言っていましたw。
いや、おばあちゃん、冷凍ピザなんかとは全然違いますよ!
いっぺん食べてみて!
と、喉元まで言葉が出掛かりました。
この辺の人は宅配か冷凍ピザしか食べたことないから
石釜ピザってこんなに美味しいんだね、
とお客さんによく言われるらしいです。
あのおばあちゃんと男の子が、
いつか理恵ちゃんとこのピザを食べて驚いてくれることを願って止みません。

そのあとは、我が家の連休恒例「青おにぎり」へ。
ちょっと連休が取れると我が家はだいたい青ちゃんとこ行ってる。
おにぎりは日本のソウルフードだから、無性に食べたくなるんかなー。
近江八幡→京都はスーーーッでした。
近い近い。

今回はじいじとバーバラも一緒。

やっぱりおいしい。
ほんとおいしい。
青おにぎりに行った話は過去に何回かしてるから、
味などの詳細についてはここでは割愛させていただきますw。
2012年4月に行った時
2013年9月に行った時
でも、お店をやるということの青ちゃんなりの見解とか価値観とかが
いまの自分の立場と照らし合わせて非常にぐっときました。
「物」だけを売ってるんじゃない、っていう感じが
来ている常連さんや近所の人達との接し方を見ていて伝わってきました。
青ちゃんという人柄を通して握られているおにぎりが、
近所の人達に愛されている所以だろうなー。
この時も「いつもの、お願い!後で取り来る!」
なんてやりとりを何回か見たり、
店の外と中から「おーい!こんちわー!」なんて声を掛け合ったり。
いいなぁ、そういうの。

と、シリアスな内容の後はコミカルな息子。
何をやっているかというと、
おにぎりかぶってます(まんま)。
違う違う、おにぎりをかぶってるんだけど、
そうじゃなくて、隣の絵本のワンシーンを息子が再現しているのです。
これもまた何度も私のブログに紹介している、
絵本作家シゲちゃんの「オニじゃないよ、.おにぎりだよ」のワンシーン。
これ、最後のオチの重要な場面なんです。
オニたちが人間どもにおにぎりを握ってプレゼントしようとしていたんだけど、
人間どもは怖がって近づいてくれない。
きっと、ツノがあるから怖いんだ、と解釈し
オニたちはおにぎりとなって人間どもの前に再び現れ、
「オニじゃないよ!おにぎりだよ!」というセリフを吐くのです。
それを息子は再現しているのです。
そもそも、
シゲちゃんのこの絵本の内容と
青ちゃんのお店の形態が
まるで絵本のための実店舗かってくらい丸かぶりなんです。
青オニ、おにぎりはもちろん、リヤカー、木箱、竹皮、、、。
モチーフがいちいち同じ。
両方を知る私はびっくりして、
シゲちゃんの絵本を青ちゃんにプレゼントしたのでした。
それが2年前の話。
で、このかぶりもんはどうしたかっていうと、
青ちゃんがおにぎり屋をやる前のこと(でもおにぎり屋をやることは決めていた)、
ヴィレッジバンガードでこのかぶりもんを見つけて
運命だと思って買ったものだそうw。
てことは、この絵本を渡す前の話。。。
この事実は知らなかった。
もーシンクロしすぎてて怖いよう。

青ちゃんも「似すぎてて怖い」と言いつつ、
「オレが原作考えてシゲタさんが絵をつけてくれるってことできないかなー。
そしたら印税入ってくるかなーw。」
なんて調子の良いこと言ってたけどw。
とにもかくにも、いろいろ実りある滋賀&京都でした。

おまけ画像。
こどもの日が近かったということで新聞兜をかぶる次男坊。

がおーーー。
この人、強くなりそうです。

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4月の終わりに東京から友達が遊びに来てくれました。
ダンナの元同僚でありながら、
ダンナと出会ったきっかけとなった時に一緒にいたので(ま、簡単に言えばコンパだけどね)
私ともそれ以来の友人です。
彼はいつも色んなことを考えていて
感度が高いというか、アンテナをたくさん持ってるので
一緒に飲んで話すことを楽しみにしていました。
息子は赤ちゃんの時と、
2歳くらいに松本に住む共通の友達のところでと、
ちょいちょい会ってはいます。
その時のことを覚えているかわからないけど
とりあえず久しぶり。
でもすっかり仲良くなりました。

2人で近所を散歩。
彼は、だんなが東京での仕事を辞めて家具職人になるーと言って、
東京→和歌山、そして奈良の山ん中へと移り住む過程にとても興味深々な様子。
そして地方や田舎についても興味があるので
積極的に近所の散策へと励んでいました。
集落の餅まきにも参加して、「どこの人?」と言われておりましたw。

今回一番したかったという筍堀り。
楽しかったと感激してくれました。

息子も参加。
おーっとっとっと!

おーっとっとっとっとっとっと!!
斜面だからね。気をつけてくださいよ。

細身だけど、いっぱい取れました。

その後はダンナの工場にて、
まだ作業としては一度も使ってないのにBBQだけはもう何回目?っていう恒例行事。

筍掘りの名人(じいじ)も呼んでいたので一緒に。

来年からカフェをやるために関わっている
「よしの広橋スマイルヴィレッジ」にもお連れしました。
興味津々で様子を伺う彼。
ちょうど打合せに来ていた畳屋さんに、
「ジャーナリストの方ですか?」と言われていたww。
ハンチング、ジャケット、首からカメラ。
これが本当にジャーナリストだったらまんま過ぎてイヤです(笑。

こっからは彼が撮った写真でお送りします。
同じ場所を撮るのでも、違う人が撮ったらこうも違うかというくらい面白い。
撮るものも、アングルも、もちろんカメラも違うので写り方も違う。
とっても新鮮でした。

ノスタルジー。

スマイルヴィレッジ名物(?)五右衛門風呂。
この五右衛門風呂に入ろうイベントを今後何回かやりたいなーと思っています。
(どさくさに紛れて告知)
とっても気持ちよいらしいです。
夏なんか特に気持ちいいだろうねー。
私もまだ入ったことないので早く入りたい!

この小学校に通って欲しかったなー。

場所は変わって家の前。
うーん、良い表情撮るなー。

写真なんて誰が撮っても同じでしょ、って思いがちですが、
素人同士を見比べても全然違います。
やっぱり個性が出るんだなー。

朝の公園。
こんな朝日を浴びた表情、彼だから撮れるんだろうね。
私だったらいつも慌しい朝だから
写真を撮ろうとすら思わないもん。
ちょっと感激。

わずかな桜。
こういうのを見逃さないところもいいねー。

家の前の森にあるお宮さん。
早朝散歩に出かけたそうだ。

なんか、かっこよく見えるw。

やっぱり、かっこよく見えるww。

こんなのがあるなんて全然気がつかなかった。
見てはいるんだろうけど、気に留めてなかった。
こういうの大好物のはずなのに。
嫌だね、慣れるって。

うーん、いいね。
いつもの場所が新鮮です。
また誰かに家に来てもらって写真撮ってほしいわ。

最後に息子のこんな表情。
アンニュイか。
私には撮れない表情です。
面白い。
彼は彼でこの旅行をブログにまとめてくれました。
彼のイラスト日記はいつも面白いので
どうにか使えないかなーと色々考えてみるのですが
私ごときではなかなか思いつかない。
でも、いつか何か関わってほしいなー。
奈良 吉野の物語
続き

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気がつけばもう今週で11月に突入。
気がつけば次男坊も5ヶ月。
時の経つのが早すぎて気持ちがついて行けません。
そんなわけでもう一ヶ月以上前のことですが、
9月の終わりにダンナの遅い盆休みを利用して、
京都にある、青ちゃんのお店「青おにぎり」へ行ってきました。
今や知る人ぞ知る人気店に成長してしまいました。
以前一緒に行った京都のお友達も、その後出前を取ったりと活用してくれたみたいでなんだかうれしいです。
以前行ったときの様子→★

メニューは前回と少しマイナーチェンジしてありました。
私的には邪道な「キーマカレー」はやっぱりちょっと違うわー。
だけど定番の「赤鬼の身」「ねぎ味噌」「鮭みそ」は相も変わらず美味かったー!
あとクリームチーズ系も全部おいしい。
そうそう、あと私達の大好きな「玄米おにぎり」はすぐ売り切れてしまうので、
行く前に「取っておいて!!」と電話しときました。
私達とタッチの差で着いた常連のおばちゃんは、この玄米おにぎりが大好きやのに私達のせいでありつけず。。。
横でこれみよがしに食べちゃってごめんなちゃい。(ペロッ)

おにぎりを握ってもらってる間、青ちゃん指令で息子はお絵かきを命じられる。

青ちゃんの色んなむちゃぶりも全く無視して黙々と描いていたのに、
できあがったのはちゃんと「青おに」。

青ちゃんの辛口ジャッジが始まる。

最近行く先々で長男坊に似てきたと噂の次男坊は、終始ごきげん。

カウンター前の壁に貼ってくれました。
でもそのうち他の子の絵の下に追いやられるんやろな。
コワモテなのに子供からお年寄りまで広く愛される不思議な青ちゃん。
佐藤初女さんをテレビで見て衝撃を受け、すぐに青森まで会いに行ったという青ちゃん。
それがおにぎり屋をやる起源になっているというエピソードは、
みんなに広く愛されるのもうなづけるかな。
で、結局私達、着いたのが3時近くだったので相当な飢餓状態。
私は5個、ダンナは6個をペロリと平らげました。
青ちゃんに「食べすぎちゃう?」と言われるがお構いなし。
夜ごはん用にとお土産も8個買って、夜も普通に平らげてやった。
青ちゃんのおにぎりはふわっと握ってるから食べれちゃうんだよねー、と言い訳してみるのであった。
そうそう、あと前回来たときに青ちゃんにぴったりの本だとプレゼントした、
「オニじゃないよおにぎりだよ」。

こちらを描いた友達のシゲちゃんの新作が出ました。その名も
「わりばしワーリーもういいよ!」です。

この絵本が、私の住む町の広報にお奨め本として紹介されていたので、
シゲちゃんに早速メールしたら大変喜んでくれました!
シゲちゃんのブログにも紹介されていまーす。→★
ぜひどうぞ!
お知らせでした。

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前回の日記で登場した京都の友達と
友達がやってるおにぎりやさんへ行きました。
白川通りをちょいと斜めに入ったところにあるのが
青松君(=青ちゃん)のやってる「青おにぎり」があります。

前回青ちゃんに会ったのは
この店舗がまだ前の居酒屋さんだった状態でした。
この状態からどんな風になるんだろうと思っていたら、
こんな立派な店になっていました。
すべて自分らの手で改装したということですがなかなか立派です。

白い新巻鮭がお出迎え。

店主の青ちゃん。
コワモテですがとても気さく。
特技は一度会ったら忘れないということらしいです。
2回目に来店してくれたお客様の顔と名前はもちろん、
前回食べたおにぎりの具まで覚えてるらしいです。
それはすごい。
これは客側としては嬉しくなっちゃうね。
この時も2組のお客様が来店していて、
どちらも一見さんではなさそうでした。

こちらリヤカー専務の徹くん。
この時は岡崎公園へ出張中でした。
こんな風に京都を回っています。(青ちゃんツイッター画像より)
京都を歩いていてこんなリヤカーに出会ったら
嬉しくなってつい呼び止めてしまいそう。

こんなでっかい釜で炊いてます。

私は豚汁と「赤鬼の身」を注文。
後でテイクアウトして鴨川で食べるから、とりあえずおにぎりは1個ね。

息子はこんぶ。海苔だけ先に食べちゃいました。

ばんざーい!おいし~!
この青おにくんはお客様から頂いたんだって。
ちなみに奥に写ってる「45」のおにぎりは、
「45rpm STUDIO」とコラボした時のパッケージらしいです。
「45(フォーティファイブ)」は、
私の青春時代、大好きなブランドのひとつでした。
そんなブランドの社長さんが徹くんの格好を見て気に入り、
そしておにぎりを食べてますます気に入り、
上のパッケージでショップにおにぎりを置いていたそうですよ。

それなら私もお土産!
絵本作家のシゲちゃんの最新作を青ちゃんにプレゼント!(シゲちゃんの展覧会の日記→★)
鬼とおにぎり、イメージカラーは青。
ぴったりでしょ!
青ちゃん「え!え!マジで!これ俺の話ちゃうん?」
と思いもかけず大興奮。
「もしかしてこれ、人情話?」
そうだね。人情話でもあり、鬼情話でもあり。。。
「わー、すごい。すぐ読みたいからちょっとここに飾らせてもらっていい?」
と、でっかい釜のところに立て掛けてくれました。
想像以上に喜んでくれたので嬉しかったです。
見た目はクールだけど、心の中は太陽のように熱い青ちゃんにぴったりの話だと思うので、
絵本とおにぎりを介してこうして友達を繋げられたのは
不思議なような嬉しいような気持ちです。

その後は鴨川へ移動。
桜の木の下でピクニック気分。

3つ以上頼むと竹の皮に包んでくれます。
これが風情あっていいでしょ。
私は普段でもよくおにぎりを持ち歩いているので
この竹皮で包みたくてしょうがなかったのです。

とんびが狙いに来た。気をつけろ!

子供たちは鴨川に入って水遊び。
すっごく楽しそうです。
服の色がグレーでわかりにくですが、
この時全身びちょ濡れになっています。

走り回っている最中に突然よくやるポーズ。
かおちゃん(友達の娘)曰く、
「こうやって休憩してるみたい」
へー。知らなかった。
「だってしばらくしたらまた急に走り出すんだもん」

充電中。
君は自由でいいね。

かおちゃんがよく面倒見てくれたおかげで
息子も「おねーちゃん、おねーちゃん」とずっと呼んでるくらい
かおちゃんにひっつき虫で
私は非常に楽させてもらいました。

外で食べる青おにぎりもまた格別。
しかもその場所が京都ってことで120%のおいしさでした。
京都へ行かれる際にはぜひ、青ちゃんのおにぎりを食べに行ってみてくださいね。

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こちら京都の本法寺の桜です。
あまりにすばらしく、寺の静寂とも相まって
この桜の前で30分くらい佇んでいました。
今回私たちは京都に住むお友達のところへ遊びに行ってきました。
関東在住時代からの友達で、ちょくちょく遊びに行っているお宅です。
(前回泊まりに行ったときの日記→★)

桜のことは特に意識していたわけではなく、
色々なことが重なって今回おじゃましたわけですが、
気候も文句なしに暖かくて桜も満開。
とっても良い時におじゃましました。
前回同様、おしゃれ本屋の恵文社に立ち寄った後、夕方頃お宅に到着。
ほどなくして夕飯&宴会が始まりました。

(本物の)ビール、日本酒、ウイスキーと次から次へ出してくれるお酒とおいしい肴。。。

大人だけじゃなく子供だって、おいしいおもてなしにがっつくがっつく。

高級オイルサーディンに舌鼓。生意気だ。

お酒、飲んでないよね?

いろんなグラスが並んでいます。
いやぁ~。酔っ払ったー。
翌日こちらのだんなさんは仕事だったのに
酒好きなうちのダンナさんに付き合って(?)たくさんお酒を(しかも高級な)出してくれました。
翌日うちのダンナさんは二日酔いだったけど大丈夫だったかしら。
翌朝は花見がてら近所を散歩しながらオススメのカフェへ。

かわいい看板。

その名も「逃現郷」。ちょっと漢字が違う。
現実逃避という意味かしら?

このカフェ、とにかくなんかわからんけど居心地がいい。
(真ん中の柱、細かいタイル貼りなんです!)

ダサと洒落のギリギリのところで、結果、洒落てる感じというか、

カフェというより喫茶店に近い感じというか。

コーヒーサイフォンで入れてくれるし、

このトーストの感じとか、喫茶店くさい。

だから妙に落ち着くんです。
レモネードをゴクゴク。

朝日を受けながらのモーニング。幸せだ。

でっかい金魚鉢もあった。猫も2匹いたけど二階に避難中でした。

お腹を満たした後は近所をお散歩。
いいね、この歴史ある看板。

本隆寺の桜。

ちょっとした路地にはちみつ屋さんや陶芸教室が。

妙蓮寺は工事中でした。がっかりしたのもつかの間。
請負業者があの「金剛組」。
神社仏閣・歴史好きならたぶん知ってると思いますが、
世界最古の企業として有名です。
578年、聖徳太子の命を受け、百済から三人の工匠が日本に招かれ、
このうちのひとりが、金剛組初代となって今日まで続いている企業です。
それを知っただけで嬉しくなって満足した私です。

冒頭の写真にもあった本法寺です。
柳の木が京都らしい風情。

山門が額縁みたい。


寺に水色のラインって珍しい。

寺の周りは茶道の表千家・裏千家があって、
こんな着物着た男性がいました。なんか風流。

これ、古いよね。昭和初期かな。

享保四年。もっと古い。
というわけで桜を堪能した京都でしたー。
次回は京都でおにぎりやさんやってるお友達のところへ行った日記です。

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台風12号が紀伊半島へ接近中に京都へ行ってきました。
と言ってもほとんど影響なく京都へ着きました。
みんなに心配メールをたくさんもらい、
暢気に京都へ行ってるのが申し訳ないくらいでした。。。
今回はダンナくんが京都での結婚式に出席するということで、
京都の町家に住むステキ家族のお宅へお泊りを申し込みました。
一週間前に突然「泊めて」とお願いしたにもかかわらず、
その日にあった予定をずらしてくれてまで
「いいよ」と言ってくれた夫婦に感謝感激です。
私と息子は特に京都観光する予定もなかったので
終始おしゃべりに徹してのんびりしました。

見て見て!このステキなお宅。

私の憧れアイランドキッチン。
古い木材と無機質なキッチンが合います。

息子の尻が見え隠れしてます。
息子ははしゃぎまくって
色んなところに頭をゴンゴン打っておりました。
前回おじゃましに来た時はカメラ(一眼レフ)を忘れたので
今回は絶対持ってこようと思っていたのに
台風に気を取られてすっかり忘れていた。
携帯のしょぼカメラで写りが悪くてすみません。
一眼レフならもっとこの家がよりよく写っているはずだ。

朝ごはん。もくもくと食べる息子。
夜も鶏つくねとモモ肉のゆずこしょう焼きなど作ってくれました。
(携帯カメラじゃ限界だった・・・)
そしてこのお家が雑誌に載っています。


このお宅は元々機織の工場だったそうで、
でっかい機織の機械(鶴の恩返しみたいな?)が
今のリビングに置いてあったようだ。
だから2階まで吹き抜けになっていて
それがとても気持ちいいのである。
彼女は私からしたらすべてが完璧のセンス。
この家にしても家具や家電、食器や植物まで
ちょっとした小物にまでチョイスがハンパなくこだわってる。
それでいて来客を全く窮屈にさせないのですごいことである。
一方旦那さんはそれを超クールに眺めているので
そのアンバランスさがいいんだろうなぁ。
その彼女はイラストレーターです。ブログ→★
イラストもまたいい味出してて。
翌日は知る人ぞ知る「恵文社」へ

いつも電車かバスで通ってる京都の街を
車で運転している自分が不思議だったなぁ。
ここはこだわりの本屋とでもいいましょうか。
雑貨や小物も売っていて、ギャラリーも併設しています。

息子がちょうどよく寝てくれたので
しめしめと心置きなく物色開始。

それでも時間が足りない~。
久しぶりにゆっくり立ち読みできました。
その後は、銀閣寺付近で
おにぎりやさんをオープンする友達のところへ。
彼は代官山の伝説のおにぎりやさん「田田(でんでん)」で働いていて、
その経験を生かしてオープンします。
見た目「近寄りたくない」風貌で
喋ると優しい口調のギャップがとても魅力的。
某有名歌手も彼のお気に入りだったとか。
成功するといいなぁ。
始めはリヤカー引いて手売りするらしいのですが、
店舗も見つけたらしく見てきました。
前は小料理だか居酒屋だかやっていた居抜き物件。
なかなかいいんじゃないかと思いました。
カウンターをヒノキにして、壁をこうして、厨房をああして。。。。
なんて話を聞いてると
こっちまでワクワクしちゃいます。
ちなみにおにぎりを入れるバンジュウ(木の入れ物)は
家具職人修行中のダンナくんが作ってました。
あとお店のロゴとかHPとかも
前職の経験を生かしてダンナくんが作るみたいです。
こういう、夢に向かって頑張ってる人を見ると
すごく応援したくなります。
HPが出来た際にはまた紹介するので
京都に出掛けた際には是非お立ち寄りください。