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カオリラックスのリラックスブログ

カテゴリ:四国ひとり旅★ニ日目( 3 )

四国一人旅【渋い寺にロックオン】

二日目はいきなり朝から雨でした。
でも、小雨だったのでいまのうちにと思い、
8時前にホテルを出ました。
路面電車に乗って、松山駅へ。
そこからJR予讃(よさん)線に乗って
伊予和気(いよわけ)へ着いたら、
53番札所の円明寺と
52番札所の太山寺へ歩いて行く予定です。

いざ路面電車に乗り込んで
松山駅前という駅で降りましたら、
そこは『松山”市”駅前』というところで
『松山駅前』とは全然違うところでした。
それなら『新横浜』と『横浜』の違いのほうが
前部に違いがあるだけかわいいな、と思いました。
仕方ないのでまた路面電車に乗って、
今度は確かに『松山駅前』まで行きました。

JR予讃線に乗って伊予和気までは10分ほどです。
ここで車内アナウンスが流れたのですが、ちょっと驚きました。
『いよわけ』は、『いよ・わけ』と発音するのです。
『いよ』は松本伊代ちゃんと同じ『いよ』。
『わけ』は『わ』を強く読みます。
「次はぁ~、いよ・わけです。」
なんか違和感ありませんか?
初め冗談だと思って周りを見渡しましたが
みんな平常でした。
「そーか、そうなんだ。」
気を取り直して『いよ・わけ』で下車。

そこから徒歩5分ほどのすぐの場所に円明寺発見。
小ぢんまりとして、人がほとんどいない、静かな寺でした。
その後は楽しみにしていた太山寺へ。
『鎌倉時代に建てられた本堂は、日本と中国とインドが
組み込まれたゴージャスな建築として国宝に指定』
とあってカオリラックス内必ず行くリストに入っていました。
行きかたとか時間とかよくわからないし、
おまけに雨も降ってきました。
とりあえず方角だけ確認し、動物的勘で進みますと、
30分ほど歩いてたどり着きました。
しかし、参門からさらに坂や階段を15分ほど歩いてやっと、
本堂はありました。

私は「うわぁ~。かっこいいぃぃ・・・。」と、
小声で、しかししっかりと、叫んでいました。
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立派・かっこいい・渋い
この3ワードに尽きる素晴らしさです。
そこには近所の人らしきおばさんおじさんがいたり、
オトナの犬2匹、子犬2匹が飼われていたりして、
国宝級・重要文化財級の建物がありながらも
人を惹きつける親近感がありました。
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ここに30分ほどいたでしょうか。
写真を撮ったりボーっと眺めたり犬と遊んだり・・・。
本当に癒される時間でした。
心がスーッと穏やかになっていくのがよくわかりました。
雨と蒸し暑さの汗で体中べとべとでしたけど、
そんなのも全部他人事のような感じでした。
e0060542_23393522.jpg←仁王様の足元にわらじが・・・。

かわいいワンちゃんたちやおばさんたちに
お別れの挨拶をし、
また来た道を戻りながら伊予和気駅へ向かいました。

同じ道だったので、今度は持ってきたウォークマンを聴きながら
歩いていきました。
普段よく聞いているように
ケミカルブラザーズやカニエウェスト、
ジャミロクワイやローリングストーンズなんかも良かったのですが、
サザンオールスターズの「希望の轍」が流れて来たとき、
なぜだか突然泣けそうになりました。
サザンの中でも特に好きな曲だってこともありますが、
目の前に広がる田園風景とその曲が融合され、
まるで映画の中のBGMとなって私が歩いているようでした。
「菊次郎の夏」と久石譲。。。
そのくらい素晴らしいものでした。(言いすぎかなぁ)

伊予和気駅に着くと、
中高生くらいの若いカップルがベンチに座っていました。
ずっと他愛のないおしゃべりをしていて、
電車が来ても一向に乗る気配はありません。
駅のベンチがデート場所なんだ、と思いました。
なんだか微笑ましく思いました。

その後はまたJR予讃線に乗り、今治へ向かいます。
by kaorelax0307 | 2005-08-21 23:34 | 四国ひとり旅★ニ日目

四国一人旅【寺と仁王様と私】

今治に着いたらお腹がとっても空いていました。
とそこの目の前に大好物のパン屋さんがありました。
しかしここは愛媛・今治。
どこでも食べられるパンでお腹を満たしたくない!
一食たりとも無駄にはしたくない!
そんなサムライ精神から、必死になって名物を探索。

そろそろお腹と背中がくっつきそうになってきた頃、
名物『じゃこ天』の揚げたてが食べられるお店発見。
見るとそこは、『鯛の押し寿司』で有名で、
創業大正5年、かつては種田山頭火も通ったという『二葉』。
それならば、と『じゃこ天』と『鯛の押し寿司』を購入。
駅のベンチで食べて腹ごしらえをしました。
『じゃこ天』はあつあつ、

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『鯛の押し寿司』はシソの風味でサッパリ。
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疲れた身体に活力がみなぎるようでした。
力が湧いてきたので
またよっこらしょとリュックをしょっていざ出陣!
泰山寺まで3km、栄福寺まで4km、仙遊寺まで5km
計12kmの道のりを歩きます。
ただ、今日のお宿仙遊寺は標高340mの頂上にあり、
ただの5kmとは訳が違います。
しかもその日は雨が降ってる上にめちゃめちゃ蒸し暑く、
身体の水分はどんどん逃げていきます。
足もくじいたのか少しびっこを引かないと歩けません。

今治駅から一番近い泰山寺くらいは楽勝だと思っていたのに、
それさえも辛くて寄るのは諦めようと思っていました。
しかし、「泰山寺まで500m」
なんて看板を見つけたらそれだけで頑張ろう!
と思えるから不思議です。
泰山寺を過ぎてからは車も人通りもほとんどない、
田んぼだらけの道でしたので
気持ちよく目指すことができました。
ここでも音楽を聴きながら歩いていましたが、
またしてもサザンの「愛の言霊」が流れた時は
ホントに言霊がその辺うようよしてんじゃないかっていう 雰囲気でした。

やっとこさの思いで栄福寺に着いて、
そこで手拭やらお守りを買って
次は最難関の仙遊寺へ。

雨が強くなったり日が照ってきたり、
坂が急になったり蚊に刺されたり、
今思い返せば本当に大変な道のりでした。
もう何度も立ち止まりたくなりました。
でも、着けばきっとお風呂も入れるし水も飲めるし
着替えてゴロンとできる!
そう思ってなんとか頑張りました。

やっと仙遊寺の参門が見えました。
めちゃめちゃ迫力のある仁王様が立っておられました。
e0060542_232935100.jpg←大迫力の仁王様
間近で見ていると目が合います。
火を噴かれそうな、
罵声を浴びせられそうな、そんな迫力がありました。
あらゆる角度から仁王様を観察しました。
上腕二頭筋と、
e0060542_23295845.jpg←上腕ニ頭筋

見事に割れた腹直筋が素晴らしいものでした。

早速、筋肉フェチの友達に写メールしたところ
こりゃ素晴らしい!と大絶賛でした。
e0060542_23303334.jpg←そんなあなたに

e0060542_23305814.jpg←大サービスだぞ☆


つづく・・・
by kaorelax0307 | 2005-08-21 23:20 | 四国ひとり旅★ニ日目

四国一人旅【お寺とご縁】

そこでしばらく筋肉観察をしていましたら
だいぶ汗も引いて来たので
後少しだ!と身を奮い立たせてがんばりました。
が、ここからがきつかった。
カーブしている坂道は、
カーブしてもカーブしても、カーブです。
全然先が見えません。
暴走族が喜びそうだな、と思いました。

そんなきっついカーブの坂道に
地元の小学生と思われる子供たちが
いろんな言葉を木の札に書いて
道端に等間隔で並べられていました。
いろいろ見ていくと、
「勇気」「希望」「諦めない心」など
いかにも小学生が好みそうな言葉の中に混じって
「恋する乙女」
という文字を書いた女の子がいました。

e0060542_2313140.jpg←恋してるんだね。いいね。

なぜこの山まで来てコレなのか、
この登山者をバカにしてるのか、と言いたくなりました。
そのうえ、その時流れてきた曲が
ピチカートファイブの『悲しい歌』。
♪とても悲しい歌ができた~♪
とっても好きな曲なのですが、本当に悲しくなりました。

なんとか登り終え、本堂が見えてきたときには
「やったぁー」と声を出していました。
お参りもせず、そのまま「宿はどこですかっ。ぜぇぜぇ」
と寺の人に聞いて宿へと直行しました。

受付で住所と名前を書いていたら、
そこの尼さんが「横浜の港北ですかぁ~」 とおっしゃいました。

「横浜は港北区の方がすごく多いんですよ。」
そうなんですか!
「ええ、実は私も昔綱島に住んどりましてね」
ええ!!
「なんやろ、なんかご縁があるんでしょうなぁ。
おたくもそうなんでびっくりしました。」
私もびっくりですー!!
受付を済ませ、お風呂に入りました。
ここは温泉があります。

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見晴らしがとってもよく、とてもキレイなお風呂です。
びっくりしたのはシャンプー・リンスがSALAでした。
アロエシャンプーじゃありません。
お湯も本当に気持ちよくって、
今までの時間がすべて報われたような気がしました。

お部屋も、和室にみんなでゴロ寝というのを想像していたら
こぎれいな個室で、ここもまた見晴らしが最高でした。

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夕飯は精進料理が出ます。
食堂で席に着いたら隣りに座ったのが
フランス人の彼女と日本人の彼というカップルでした。
他の泊まり客はお年寄りが多いこともあり、
私たちは自然とおしゃべりするようになりました。
彼女はいま日本語勉強中でよくわからないので、
彼が通訳してくれてのおしゃべりです。
彼女はソフィ。ボルドー生まれで日本は8回目だそう。
彼はいま名古屋の有名お嬢様女子大で働いてるとか。

e0060542_23173295.jpg←もう一度仁王様!
夕飯後、毎月21日の月一回行われると言う
『ゴマ』という日にたまたま当たったので
ご祈祷と住職の法話を聞くことができました。
ですのでソフィと彼と並んで一緒に参加しました。
念仏を唱えたりシャンシャンと棒と輪っかでできたもので鳴らしたりして
ソフィでなくても日本人の私でさえ初めての体験をしました。
個人の祈祷をしてくれるので、
もちろん私は『良縁祈願』と書きましたが、
間違って『良緑祈願』と書いてしまったので
仏様が受け付けてくれるか心配です。

『ゴマ』終了後、二人の写真を撮ったら
とても喜んでくれました。
じゃあ明日はこちらのカメラで三人で撮りましょうと言ってくれました。


本堂を出てベランダへ行きますと、夜景がものすごくキレイ。
遠くの瀬戸内海に渡る、しまなみ街道のつり橋が光ってます。
カラフルな光はないですが、
霧が晴れて、シンと静まった空気の中での夜景は
息を呑むような、ずっとここにいて吸い込まれたいような、
そんな気分でした。

が、蚊にたくさん刺されてどうしようもなくなってきたのと、
翌日は朝6時からお勤め(座禅)がありましたので
10時前に早々と就寝いたしました。

おやすみなさい★
by kaorelax0307 | 2005-08-21 23:04 | 四国ひとり旅★ニ日目