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カオリラックスのリラックスブログ

カテゴリ:四国ひとり旅★三日目( 3 )

四国一人旅【日・仏 合同朝食】

朝、5時に起きてベランダへ出てみたら、
大パノラマの景色は瀬戸内海が見渡せ、
空は朝焼けでオレンジ色に染まり、
下のほうの寺からゴーンゴーンと鐘が鳴っていました。
なんて素敵な朝なんだろう!
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その後は6時から座禅のお勤め。
30分ほどしたあと、住職のお話が。
住職の話はわかりやすく面白いです。
ただおしゃべり好きとみえてなかなか終わらないので
お腹は空くし、出発の予定が狂ってきてしまいました。
一時間ほど講演されてたでしょうか。
やっと食堂に戻って朝ご飯です。

玄米と小豆のお粥、
かぼちゃの味噌汁、
こんぶと大豆の煮物、
おつけもの。

朝も大満足でした。
朝ご飯中、またソフィらとお話してたのですが
「もし良かったら今治駅まで送ろうか?」
と言ってくれました。
私はなるべく歩きたかったんですが
時間を押していたし、もう少し話がしたかったので
ありがたく好意を受けとることにしました。
尼さんも「これも何かのご縁ですからよろしいですな」
とおっしっゃてくれました。
『良緑』という漢字でもまずは受け付けてくれたみたいです。

ソフィらと写真を撮り、住所など交換しました。
ソフィと彼Mさんはフランスの美術を通して知り合ったそう。
ソフィはいま、フランスの学校で美術史の先生を、
Mさんは名古屋の大学で生活デザインの助教授。
確かに二人ともさりげなくおしゃれでひと味違うと思いました。
私もアートやデザインにはとても興味あるので
とても『ご縁』を感じました。
Mさんは特に名古屋に住んでるので一応私の地元ですしね。

「名古屋に来た時はぜひ研究室に来てよ。女性なら誰でも入れるから。」
行きますとも!フランスも案内して欲しいなぁ。
「うんうん、案内したいとこいっぱいあるよ」
じゃあ横浜や東京に来た時は連絡ください。

今治駅に着いて、じゃあまた~
と、手を振ってお別れしました。
またいい人に出会えたなぁ。
by kaorelax0307 | 2005-08-22 23:31 | 四国ひとり旅★三日目

四国一人旅【弘法も筆を誤る善通寺】

今治駅でソフィ&Mさんとお別れした私は、
当初の予定よりかなり早く着くことができたので
雑誌に載っていて行きたかった
『登泉堂』という甘味処へ行ってみました。
ここはかき氷がとてもおいしいらしいのです。
今年の夏はかき氷を一度も食べていなかったので、
ぜひ食べてみたいと思いました。
プラプラと観察したり写真を撮っては
今治駅周辺の散歩も兼ねて
『登泉堂』までの道のりを向かいました。

今治は駅こそ大きいですが、
やっぱりどこかのんびりしていて
昔ながらの建物や看板やお店が立ち並んでいました。
大通りから一歩入ると、それこそ人ッ気がなく、
民家の中にポツンポツンと
食堂やら洋品店やらがあったりします。
そうこうしているうちに『登泉堂』に着きました。
色あせたレトロな看板が私の心をわくわくさせました。

が!

お目当てのかき氷は12時からとのこと・・・。
私は心底がっかりして、
しばらくそこに立ちすくんでいました。
でも、このまま引き返すわけにはいかない!と、
いよかんと赤ワイン&プルーンの寒天ゼリーを買いました。
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レトロな風構えなのに、赤ワイン&プルーンだなんて
意外におされなゼリーだなぁ、と感心しました。
それに今ちまたでは寒天が大流行して
品切れ続出だというのに
ここで頂けるなんてありがたい、と思いました。
昨日の『鯛の押し寿司』と同様に、
早速今治駅のベンチで食しました。
私にとって今治駅のベンチは、
絶好のダイニングとなった旅でした。

次は今治駅から善通寺へ向かいます。
善通寺は弘法大師の生まれた場所として有名です。
お遍路さんというシステムを作った人ですので
ここは行っておかなくてはと思っていました。
善通寺の最寄駅は善通寺です。
非常にわかりやすいですね。
善通寺駅を出ると、高い建物がまったくなく
目の前に大きな山がそびえており
とても気持ちの良い景色です。
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特に善通寺の場所も調べず、
いつものごとく歩いてりゃ着くだろう精神で、
てくてくと駅から山方向へと続く一本道を歩き
T字路で右へ曲がってみると、
すばらしい5重の塔が見えてきました。

「おおーーーぅっ!」
また叫んでしまいました。
でっかくて、どうだっと言わんばかりの存在感。
門のところでしばし呆然・・・。
はっと我に返ってすかさず写真撮影。
もし、そばに人がいたら確実に怪しい女子です。
ふと左を見ると、これまたびっくり。
どでかい楠の木がそびえ立っています。
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敷地も広く、すごく雄大な気が漂っています。
「一体ココは何て寺なんだ・・・?。
もう善通寺行かなくていいや。」
満足げに散策しておりまして、
ここがその善通寺だということが判明したのは
しばらく経ってからのことでした。
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さすが弘法大師様がお生まれになった寺であります。

ほくほくした気持ちで善通寺を出ると、
とってもお腹が空いていましたので、
製麺所が経営しているうどん屋へ行くことに決めました。
ここはガイドブックに載っていたのですが、
このガイドブックが実にアバウトマップでして、
どの道を進んで曲がればいいのやらわかりません。
ぐるぐる歩いてやっとおばさんを見つけたので
声をかけました。

 すみませーん。
「はいはい、なんや、熊岡さんかいね?」
 え?いや、宮川製麺所を探してるんですけど・・・。
「あぁ、宮川さんかいな。
そしたらな、この道をずーっとまっすぐ行って・・・。」
 なるほど、ありがとうございます。
 ところでその熊岡さんとは?
「そうそう、そこな、その道を今度反対に行くと、
熊岡さん言う煎餅屋さんがあるんね。
この時間やと・・・うーん、
もう売り切れとるかもしらんけど、
風情ある店やで、行ってみるとええよ。」
 へぇ~、ありがとうございます!行ってみます!

そして私はまず宮川製麺所へと向かいました。
腹ペコ大魔王の私は足早に店内へ。
セルフのうどん屋さんなんで、
その辺におるおっちゃんに聞いてかけうどん小を注文。
自分でネギやしょうが、あげ玉をトッピングします。
ちゅるちゅるちゅる~。
あーおいしいっ!ほんっと、おいしいっ!!
なんでこんなに讃岐うどんはおいしいのか。
大感激☆☆☆
しかも値段はたったの120円。
350mlのジュースと同じ。信じられません。
店を出ても感激度は高ぶるばかり。
もう一度振り返ってカメラを向けてシャッターを押しますと、
いい具合に布張りのカート(?)を引いた
おばあちゃんが入り込みました。
カメラを外すと目が合いました。

「遠くから来たんかいな?」
 ええ、横浜から・・・。
「え?富山?」
 いえ、横浜から・・・。
「ああ、豊浜から。」
 あ、いや、横浜から・・・。
「ほほほ、わしゃ耳が遠いもんでねぇ。
カメラ向けとるできっと遠いところから来たんじゃろ。
うどんはおいしかったやろ。」
 ええ、とっても。
「そやろ、そやろ、気ぃつけてなぁ」
 さようなら~。

んーと、結局横浜ってのは伝わったのかしら???

その後はおばさんの言ってた熊岡菓子店へ。
てくてく歩いていると、
急に細い雰囲気のある長屋が続くな、と思ったら
その熊岡菓子店はありました。
すばらしいっ。
おばさん、ありがとう!
この歴史ある重みと人なつっこさが同居した雰囲気、
これこそ私が求めていたものだ!と思いました。
ここは堅パンというのが有名で、

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これは飴か!?ってくらい頑固一徹の堅さでした。
でも、あの店の雰囲気とこの堅さはベストマッチング!
堅パンを入れてくれた袋のデザインもクール。
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その後、また善通寺を通って駅へと向かいました。

お次は今日の宿がある琴平へ向かいます。
by kaorelax0307 | 2005-08-22 20:25 | 四国ひとり旅★三日目

四国一人旅【レトロな金毘羅】

善通寺から琴平へは電車で一駅です。
琴平には有名な金毘羅さんがあるところです。
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←日本一高い灯篭

まず荷物を置いてお風呂に入ろうとホテルへ。
そのホテルは人も建物もお土産も(いやげ物?)
すべてがレトロなホテルでした。
エレベーターは二人乗ればいっぱいの広さで
動いて止まるたびに
ガタンッガッタンコ・ヒュー。
・・・という具合。
壁面には各階の案内があるのですが、
売店らしき場所には「オロナミンC他/各種販売機」
とあります。
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←オロナミンCは特別扱いなんですね。

そんなエレベーターを使って
自分の部屋に着きますと、
想像どおりの和室の中に
無理やりくっつけたユニットバスがありました。

クーラーをつけますと
ウィ~~~ンと音を立て、まず粉くさいにほいが。
すぐに極寒の風がやってきました。
ちょっと温度を下げようと思ったら
温度調節などありませんでした。
それならばとテレビをつけようとしますと、
リモコンのチャンネルボタン部が
歴史的人工風化により穴があいています。
押しても押しても反応しません。
ほんのわずかな押しポイントの違いにより
反応したりしなかったり。
しかもフジテレビ系列は若干砂嵐。
砂嵐にまみれたトミーズ雅を眺めながら
お風呂に入る準備をしました。

ここのお風呂は温泉らしいので期待大です。
早速浴衣とタオルを持って1Fの大浴場へ。
ガラガラガラ~ッ。
私ひとりです。
こりゃいいぞぉーっと急いで入りましたが
なーんか古臭い。
よくトイレの水受け部分にありがちなツタの造花が
温泉の噴出し口にからんでいます。
岩で作られたその浴槽には
人工色で彩られたアロハ~な造花が。
風呂椅子に座ってシャワーを浴びようとしますと
普通座ってちょうどいい高さに掛けてあるシャワーヘッドが
立たないと取れないほど高い場所に。
昔流行った荒塩のポンプがありましたが
それさえも中身なし。(ええ、使おうとしました)
お湯加減はぬるく、
というか、場所によっては冷たく、
ものの10分で上がってしまいました。
脱衣所には普通の家庭にある洗面台。
そこに、誰かが使わないからと置いて行ったであろう、
ミニサイズの使いかけメリットやエメロンが。
扇風機は昔よくあった青い羽で
押すたびにカチッカチッとなるボタン。
ツッコミどころ満載なお風呂場でした。


それでも汗も流してすっきりしたに変わりありません。
野宿に比べればなんだ!
贅沢は敵だ!
気を取り直して金毘羅さんへ登りに行きました。
ところが参道は人通りが少なく、
ほとんど店も閉まっています。
今の時間は夕方5時。
そーか、そろそろ夕飯の準備をしないとね。
それならしょうがない。
人通りが少ないほうが歩きやすいし、
この時間は日差しが強くないので
気分よく歩いていきました。

金毘羅さんをよく知らない方のために補足しますと、
金毘羅さんは奥社まで1368段もあり、
気が遠くなりそうな階段を登ってやっと到達するという
大変もったいぶったお宮さんです。
ただ、その間に本宮があったり書院があったりと
見所はたくさんありますし、
階段脇にはずら~っとお土産やさんが並んでいます。
途中で振りかえれば景色も良く、
今までの自分のがんばりを実感することができます。
しかし、785段目の本宮まで来たら
その本宮の立派さに感動し、
それを理由に「もうええじゃろ」とギブアップ。
人がいないのをいいことに、
憑りつかれたように写真を撮りまくりました。

さぁ、下るとなったら次にすることと言えばこれ。
ひとり旅の難関、ひとり晩ご飯です。
ホテルの周りをこれでもかーゆうぐらい周り、
あれこれプランを考えました。
お酒を飲みたい気分だけども、
かなりディープな居酒屋かスナックしかない・・・。
かといって、見つけた中華食堂の汚れた窓ガラスからは
テレビを見ている店のオヤジしかいない。
これはホテルで一人晩酌コースが最有力候補だな、
と思ってコンビニを探しましたが・・・ない。
どうしよう!!
そこで、駅の改札手前に
キオスクの地域進化系な店があることを思い出し、急いで駅へ。
あと15分で閉店するところに入店し、
なんとか地元の”さぬきビール”と”しょうゆ豆”と
うどんを揚げた”ぴっぴ”というスナックを見つけました。
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この日はこれで一人晩酌し、
布団を敷きに来た若い坊主頭くんとの会話を最後に
チャンネルの変わらないテレビをつけたまま
床に就いたのでした・・・。

e0060542_010516.jpg←歓迎されています。
by kaorelax0307 | 2005-08-22 02:47 | 四国ひとり旅★三日目