人気ブログランキング |

カオリラックスのリラックスブログ

<   2005年 08月 ( 11 )   > この月の画像一覧

四国一人旅【ユーモアたっぷり】

四国から帰ってきて、
しばらく感動の余韻に浸っていたのに、
買ってきたお土産に触れることなく
5日間ほど放置プレイされていました。

と言ってもそんなに買ってないのですが
その中の2点を紹介します。

1点目は栄福寺のお守りです。
e0060542_2044374.jpg
福が栄えるのですからそれは素晴らしいお守りです。
私は家の柱に飾ってあるのですが、
こういう使用法はいかがなもんなのでしょうか?
6角形の形に沿った亀のイラストがなんともかわいいです。
e0060542_20442782.jpg

亀は万年生きますからね。
福が栄えるうえに、長寿だなんて、欲張りですね。

もう1点、これも栄福寺で買った手拭い。
これは、般若心経がダジャレイラストになっています。
e0060542_20444712.jpg

近年多発しているオヤジギャグも
こんな昔から存在していたとは。
歴史ある慣習だったんですね。
オヤジギャグ撲滅運動をしているOLさん、
これはもう代々受け継がれてきた伝統ですので
DNAに組み込まれています。
どうか許してあげてください。
by kaorelax0307 | 2005-08-28 20:42 | 四国ひとり旅★お土産編

四国一人旅【アートとうどん】

お遍路はもう閉店し、
今日は当初高松へ行く予定でした。
が、急遽予定を変更し、
丸亀というところにある「猪熊弦一郎美術館」へいってきました。

e0060542_20383535.jpg


猪熊弦一郎さんとは、この丸亀育ちの世界的アーティストです。
マチスのもとで学び、NYで20年ほど活動していました。
おおっ!そんな人がいたのかー。へぇ~。
そのくらい知識が全くなかったのですが、
作品を見るとすごく面白い。
グラフィックのような落書きのような、
アートを超越した人にしかきっとわからないであろう世界が
ものすっごくでかいキャンバスに表現されています。
色使いなんかもポップですごく見ていて楽しかったです。
e0060542_20385911.jpg

ちょうど企画展として 「谷口吉生のミュージアム」というのをやっていました。
(どうやら4月に東京オペラシティでやってたみたいですね)
谷口吉生さんは、最近改築されたNY・MOMAの建築デザインをした人です。
世界から選ばれた建築デザイナー10人の中から
更に最後の一人に選ばれたというすごい人なのです。
日本国内にもいろーんな美術館を手がけていて、
もちろん「猪熊弦一郎美術館」も谷口さんのしわざです。
そもそもこの「猪熊弦一郎美術館」の建築を見たMOMAの人が
谷口さんを推薦する!と言ったらしく、その後に至ったそうです。


私は世界的に有名なMOMAを日本人が手がけてたなんて知らなかったので
自分じゃないのにすごく誇らしい気分になりました。
それに、この展示を観に行ったことにより
気になってた丹下健三さんのことも結びつきましたし、
大好きな柳宗理のこととか
イサムノグチのこととか
私の"気になるパーソンズ"内リストに入っていた人と
あらゆる形でつながっていることがわかりました。
まるで自分も
丹下さん柳さんイサムさんと同じラインに入ったかのように
赤い糸を感じたのでした。

赤い糸を感じた出来事はその後にも控えていました。

全部を観終わって、いろいろなパンフレットを集めてきました。
とりあえず集めるだけ集めて
丸亀駅近くのうどんやで釜揚げうどんを食べにいきました。
ボリュームたっぷりで680円。
おいしいことはもちろんですが、値段にもほとほと感激です。
e0060542_20392816.jpg


駅へ向かいホームに上がると
四国内で走っている「あんぱんマン列車」というのがやってきました。
見るとそれに乗ってるのがほとんどサラリーマンでした。
e0060542_20394743.jpg

電車の中で、集めたパンフレットをほくほくしながら眺めていました。
その中に、「名古屋どんぐりプロジェクト」というのがありました。
地元名古屋の活動なんで、興味深々で眺めていましたら、
そのプロジェクトメンバーになんと、
昨日出会ったMさんの名が!!
何度ももらった名刺と見比べては
「同じ人だぁ~」と確認してしまいました。
家に帰ってネットで調べてみたら、
著書も何冊かあったり、雑誌のインタビュアーとか執筆とかも
手がけているという人でした。

昨日出会ったことも、そもそも偶然ですし、
ここの美術館に来ると決めたのも突然でしたし、
パンフレットを手に取ったのも偶然・・・
いろいろな偶然が重なっていましたので
やっぱり『ご縁』を感じずにはいられませんでした。
今回の旅はいろいろなことがあった旅でしたけど、
世の中すべて『縁』で成り立っているのかな、なんて
スピリチュアルなことを感じた旅でした・・・。

☆☆☆おしまい☆☆☆
by kaorelax0307 | 2005-08-23 20:34 | 四国ひとり旅★四日目

四国一人旅【日・仏 合同朝食】

朝、5時に起きてベランダへ出てみたら、
大パノラマの景色は瀬戸内海が見渡せ、
空は朝焼けでオレンジ色に染まり、
下のほうの寺からゴーンゴーンと鐘が鳴っていました。
なんて素敵な朝なんだろう!
e0060542_20331452.jpg


その後は6時から座禅のお勤め。
30分ほどしたあと、住職のお話が。
住職の話はわかりやすく面白いです。
ただおしゃべり好きとみえてなかなか終わらないので
お腹は空くし、出発の予定が狂ってきてしまいました。
一時間ほど講演されてたでしょうか。
やっと食堂に戻って朝ご飯です。

玄米と小豆のお粥、
かぼちゃの味噌汁、
こんぶと大豆の煮物、
おつけもの。

朝も大満足でした。
朝ご飯中、またソフィらとお話してたのですが
「もし良かったら今治駅まで送ろうか?」
と言ってくれました。
私はなるべく歩きたかったんですが
時間を押していたし、もう少し話がしたかったので
ありがたく好意を受けとることにしました。
尼さんも「これも何かのご縁ですからよろしいですな」
とおっしっゃてくれました。
『良緑』という漢字でもまずは受け付けてくれたみたいです。

ソフィらと写真を撮り、住所など交換しました。
ソフィと彼Mさんはフランスの美術を通して知り合ったそう。
ソフィはいま、フランスの学校で美術史の先生を、
Mさんは名古屋の大学で生活デザインの助教授。
確かに二人ともさりげなくおしゃれでひと味違うと思いました。
私もアートやデザインにはとても興味あるので
とても『ご縁』を感じました。
Mさんは特に名古屋に住んでるので一応私の地元ですしね。

「名古屋に来た時はぜひ研究室に来てよ。女性なら誰でも入れるから。」
行きますとも!フランスも案内して欲しいなぁ。
「うんうん、案内したいとこいっぱいあるよ」
じゃあ横浜や東京に来た時は連絡ください。

今治駅に着いて、じゃあまた~
と、手を振ってお別れしました。
またいい人に出会えたなぁ。
by kaorelax0307 | 2005-08-22 23:31 | 四国ひとり旅★三日目

四国一人旅【弘法も筆を誤る善通寺】

今治駅でソフィ&Mさんとお別れした私は、
当初の予定よりかなり早く着くことができたので
雑誌に載っていて行きたかった
『登泉堂』という甘味処へ行ってみました。
ここはかき氷がとてもおいしいらしいのです。
今年の夏はかき氷を一度も食べていなかったので、
ぜひ食べてみたいと思いました。
プラプラと観察したり写真を撮っては
今治駅周辺の散歩も兼ねて
『登泉堂』までの道のりを向かいました。

今治は駅こそ大きいですが、
やっぱりどこかのんびりしていて
昔ながらの建物や看板やお店が立ち並んでいました。
大通りから一歩入ると、それこそ人ッ気がなく、
民家の中にポツンポツンと
食堂やら洋品店やらがあったりします。
そうこうしているうちに『登泉堂』に着きました。
色あせたレトロな看板が私の心をわくわくさせました。

が!

お目当てのかき氷は12時からとのこと・・・。
私は心底がっかりして、
しばらくそこに立ちすくんでいました。
でも、このまま引き返すわけにはいかない!と、
いよかんと赤ワイン&プルーンの寒天ゼリーを買いました。
e0060542_20264862.jpg

レトロな風構えなのに、赤ワイン&プルーンだなんて
意外におされなゼリーだなぁ、と感心しました。
それに今ちまたでは寒天が大流行して
品切れ続出だというのに
ここで頂けるなんてありがたい、と思いました。
昨日の『鯛の押し寿司』と同様に、
早速今治駅のベンチで食しました。
私にとって今治駅のベンチは、
絶好のダイニングとなった旅でした。

次は今治駅から善通寺へ向かいます。
善通寺は弘法大師の生まれた場所として有名です。
お遍路さんというシステムを作った人ですので
ここは行っておかなくてはと思っていました。
善通寺の最寄駅は善通寺です。
非常にわかりやすいですね。
善通寺駅を出ると、高い建物がまったくなく
目の前に大きな山がそびえており
とても気持ちの良い景色です。
e0060542_20271270.jpg

特に善通寺の場所も調べず、
いつものごとく歩いてりゃ着くだろう精神で、
てくてくと駅から山方向へと続く一本道を歩き
T字路で右へ曲がってみると、
すばらしい5重の塔が見えてきました。

「おおーーーぅっ!」
また叫んでしまいました。
でっかくて、どうだっと言わんばかりの存在感。
門のところでしばし呆然・・・。
はっと我に返ってすかさず写真撮影。
もし、そばに人がいたら確実に怪しい女子です。
ふと左を見ると、これまたびっくり。
どでかい楠の木がそびえ立っています。
e0060542_20274410.jpg
敷地も広く、すごく雄大な気が漂っています。
「一体ココは何て寺なんだ・・・?。
もう善通寺行かなくていいや。」
満足げに散策しておりまして、
ここがその善通寺だということが判明したのは
しばらく経ってからのことでした。
e0060542_20281620.jpg
さすが弘法大師様がお生まれになった寺であります。

ほくほくした気持ちで善通寺を出ると、
とってもお腹が空いていましたので、
製麺所が経営しているうどん屋へ行くことに決めました。
ここはガイドブックに載っていたのですが、
このガイドブックが実にアバウトマップでして、
どの道を進んで曲がればいいのやらわかりません。
ぐるぐる歩いてやっとおばさんを見つけたので
声をかけました。

 すみませーん。
「はいはい、なんや、熊岡さんかいね?」
 え?いや、宮川製麺所を探してるんですけど・・・。
「あぁ、宮川さんかいな。
そしたらな、この道をずーっとまっすぐ行って・・・。」
 なるほど、ありがとうございます。
 ところでその熊岡さんとは?
「そうそう、そこな、その道を今度反対に行くと、
熊岡さん言う煎餅屋さんがあるんね。
この時間やと・・・うーん、
もう売り切れとるかもしらんけど、
風情ある店やで、行ってみるとええよ。」
 へぇ~、ありがとうございます!行ってみます!

そして私はまず宮川製麺所へと向かいました。
腹ペコ大魔王の私は足早に店内へ。
セルフのうどん屋さんなんで、
その辺におるおっちゃんに聞いてかけうどん小を注文。
自分でネギやしょうが、あげ玉をトッピングします。
ちゅるちゅるちゅる~。
あーおいしいっ!ほんっと、おいしいっ!!
なんでこんなに讃岐うどんはおいしいのか。
大感激☆☆☆
しかも値段はたったの120円。
350mlのジュースと同じ。信じられません。
店を出ても感激度は高ぶるばかり。
もう一度振り返ってカメラを向けてシャッターを押しますと、
いい具合に布張りのカート(?)を引いた
おばあちゃんが入り込みました。
カメラを外すと目が合いました。

「遠くから来たんかいな?」
 ええ、横浜から・・・。
「え?富山?」
 いえ、横浜から・・・。
「ああ、豊浜から。」
 あ、いや、横浜から・・・。
「ほほほ、わしゃ耳が遠いもんでねぇ。
カメラ向けとるできっと遠いところから来たんじゃろ。
うどんはおいしかったやろ。」
 ええ、とっても。
「そやろ、そやろ、気ぃつけてなぁ」
 さようなら~。

んーと、結局横浜ってのは伝わったのかしら???

その後はおばさんの言ってた熊岡菓子店へ。
てくてく歩いていると、
急に細い雰囲気のある長屋が続くな、と思ったら
その熊岡菓子店はありました。
すばらしいっ。
おばさん、ありがとう!
この歴史ある重みと人なつっこさが同居した雰囲気、
これこそ私が求めていたものだ!と思いました。
ここは堅パンというのが有名で、

e0060542_20284360.jpg
これは飴か!?ってくらい頑固一徹の堅さでした。
でも、あの店の雰囲気とこの堅さはベストマッチング!
堅パンを入れてくれた袋のデザインもクール。
e0060542_2029059.jpg
その後、また善通寺を通って駅へと向かいました。

お次は今日の宿がある琴平へ向かいます。
by kaorelax0307 | 2005-08-22 20:25 | 四国ひとり旅★三日目

四国一人旅【レトロな金毘羅】

善通寺から琴平へは電車で一駅です。
琴平には有名な金毘羅さんがあるところです。
e0060542_010736.jpg

←日本一高い灯篭

まず荷物を置いてお風呂に入ろうとホテルへ。
そのホテルは人も建物もお土産も(いやげ物?)
すべてがレトロなホテルでした。
エレベーターは二人乗ればいっぱいの広さで
動いて止まるたびに
ガタンッガッタンコ・ヒュー。
・・・という具合。
壁面には各階の案内があるのですが、
売店らしき場所には「オロナミンC他/各種販売機」
とあります。
e0060542_073861.jpg












←オロナミンCは特別扱いなんですね。

そんなエレベーターを使って
自分の部屋に着きますと、
想像どおりの和室の中に
無理やりくっつけたユニットバスがありました。

クーラーをつけますと
ウィ~~~ンと音を立て、まず粉くさいにほいが。
すぐに極寒の風がやってきました。
ちょっと温度を下げようと思ったら
温度調節などありませんでした。
それならばとテレビをつけようとしますと、
リモコンのチャンネルボタン部が
歴史的人工風化により穴があいています。
押しても押しても反応しません。
ほんのわずかな押しポイントの違いにより
反応したりしなかったり。
しかもフジテレビ系列は若干砂嵐。
砂嵐にまみれたトミーズ雅を眺めながら
お風呂に入る準備をしました。

ここのお風呂は温泉らしいので期待大です。
早速浴衣とタオルを持って1Fの大浴場へ。
ガラガラガラ~ッ。
私ひとりです。
こりゃいいぞぉーっと急いで入りましたが
なーんか古臭い。
よくトイレの水受け部分にありがちなツタの造花が
温泉の噴出し口にからんでいます。
岩で作られたその浴槽には
人工色で彩られたアロハ~な造花が。
風呂椅子に座ってシャワーを浴びようとしますと
普通座ってちょうどいい高さに掛けてあるシャワーヘッドが
立たないと取れないほど高い場所に。
昔流行った荒塩のポンプがありましたが
それさえも中身なし。(ええ、使おうとしました)
お湯加減はぬるく、
というか、場所によっては冷たく、
ものの10分で上がってしまいました。
脱衣所には普通の家庭にある洗面台。
そこに、誰かが使わないからと置いて行ったであろう、
ミニサイズの使いかけメリットやエメロンが。
扇風機は昔よくあった青い羽で
押すたびにカチッカチッとなるボタン。
ツッコミどころ満載なお風呂場でした。


それでも汗も流してすっきりしたに変わりありません。
野宿に比べればなんだ!
贅沢は敵だ!
気を取り直して金毘羅さんへ登りに行きました。
ところが参道は人通りが少なく、
ほとんど店も閉まっています。
今の時間は夕方5時。
そーか、そろそろ夕飯の準備をしないとね。
それならしょうがない。
人通りが少ないほうが歩きやすいし、
この時間は日差しが強くないので
気分よく歩いていきました。

金毘羅さんをよく知らない方のために補足しますと、
金毘羅さんは奥社まで1368段もあり、
気が遠くなりそうな階段を登ってやっと到達するという
大変もったいぶったお宮さんです。
ただ、その間に本宮があったり書院があったりと
見所はたくさんありますし、
階段脇にはずら~っとお土産やさんが並んでいます。
途中で振りかえれば景色も良く、
今までの自分のがんばりを実感することができます。
しかし、785段目の本宮まで来たら
その本宮の立派さに感動し、
それを理由に「もうええじゃろ」とギブアップ。
人がいないのをいいことに、
憑りつかれたように写真を撮りまくりました。

さぁ、下るとなったら次にすることと言えばこれ。
ひとり旅の難関、ひとり晩ご飯です。
ホテルの周りをこれでもかーゆうぐらい周り、
あれこれプランを考えました。
お酒を飲みたい気分だけども、
かなりディープな居酒屋かスナックしかない・・・。
かといって、見つけた中華食堂の汚れた窓ガラスからは
テレビを見ている店のオヤジしかいない。
これはホテルで一人晩酌コースが最有力候補だな、
と思ってコンビニを探しましたが・・・ない。
どうしよう!!
そこで、駅の改札手前に
キオスクの地域進化系な店があることを思い出し、急いで駅へ。
あと15分で閉店するところに入店し、
なんとか地元の”さぬきビール”と”しょうゆ豆”と
うどんを揚げた”ぴっぴ”というスナックを見つけました。
e0060542_093863.jpg

この日はこれで一人晩酌し、
布団を敷きに来た若い坊主頭くんとの会話を最後に
チャンネルの変わらないテレビをつけたまま
床に就いたのでした・・・。

e0060542_010516.jpg←歓迎されています。
by kaorelax0307 | 2005-08-22 02:47 | 四国ひとり旅★三日目

四国一人旅【渋い寺にロックオン】

二日目はいきなり朝から雨でした。
でも、小雨だったのでいまのうちにと思い、
8時前にホテルを出ました。
路面電車に乗って、松山駅へ。
そこからJR予讃(よさん)線に乗って
伊予和気(いよわけ)へ着いたら、
53番札所の円明寺と
52番札所の太山寺へ歩いて行く予定です。

いざ路面電車に乗り込んで
松山駅前という駅で降りましたら、
そこは『松山”市”駅前』というところで
『松山駅前』とは全然違うところでした。
それなら『新横浜』と『横浜』の違いのほうが
前部に違いがあるだけかわいいな、と思いました。
仕方ないのでまた路面電車に乗って、
今度は確かに『松山駅前』まで行きました。

JR予讃線に乗って伊予和気までは10分ほどです。
ここで車内アナウンスが流れたのですが、ちょっと驚きました。
『いよわけ』は、『いよ・わけ』と発音するのです。
『いよ』は松本伊代ちゃんと同じ『いよ』。
『わけ』は『わ』を強く読みます。
「次はぁ~、いよ・わけです。」
なんか違和感ありませんか?
初め冗談だと思って周りを見渡しましたが
みんな平常でした。
「そーか、そうなんだ。」
気を取り直して『いよ・わけ』で下車。

そこから徒歩5分ほどのすぐの場所に円明寺発見。
小ぢんまりとして、人がほとんどいない、静かな寺でした。
その後は楽しみにしていた太山寺へ。
『鎌倉時代に建てられた本堂は、日本と中国とインドが
組み込まれたゴージャスな建築として国宝に指定』
とあってカオリラックス内必ず行くリストに入っていました。
行きかたとか時間とかよくわからないし、
おまけに雨も降ってきました。
とりあえず方角だけ確認し、動物的勘で進みますと、
30分ほど歩いてたどり着きました。
しかし、参門からさらに坂や階段を15分ほど歩いてやっと、
本堂はありました。

私は「うわぁ~。かっこいいぃぃ・・・。」と、
小声で、しかししっかりと、叫んでいました。
e0060542_23365447.jpg
立派・かっこいい・渋い
この3ワードに尽きる素晴らしさです。
そこには近所の人らしきおばさんおじさんがいたり、
オトナの犬2匹、子犬2匹が飼われていたりして、
国宝級・重要文化財級の建物がありながらも
人を惹きつける親近感がありました。
e0060542_2337418.jpg
ここに30分ほどいたでしょうか。
写真を撮ったりボーっと眺めたり犬と遊んだり・・・。
本当に癒される時間でした。
心がスーッと穏やかになっていくのがよくわかりました。
雨と蒸し暑さの汗で体中べとべとでしたけど、
そんなのも全部他人事のような感じでした。
e0060542_23393522.jpg←仁王様の足元にわらじが・・・。

かわいいワンちゃんたちやおばさんたちに
お別れの挨拶をし、
また来た道を戻りながら伊予和気駅へ向かいました。

同じ道だったので、今度は持ってきたウォークマンを聴きながら
歩いていきました。
普段よく聞いているように
ケミカルブラザーズやカニエウェスト、
ジャミロクワイやローリングストーンズなんかも良かったのですが、
サザンオールスターズの「希望の轍」が流れて来たとき、
なぜだか突然泣けそうになりました。
サザンの中でも特に好きな曲だってこともありますが、
目の前に広がる田園風景とその曲が融合され、
まるで映画の中のBGMとなって私が歩いているようでした。
「菊次郎の夏」と久石譲。。。
そのくらい素晴らしいものでした。(言いすぎかなぁ)

伊予和気駅に着くと、
中高生くらいの若いカップルがベンチに座っていました。
ずっと他愛のないおしゃべりをしていて、
電車が来ても一向に乗る気配はありません。
駅のベンチがデート場所なんだ、と思いました。
なんだか微笑ましく思いました。

その後はまたJR予讃線に乗り、今治へ向かいます。
by kaorelax0307 | 2005-08-21 23:34 | 四国ひとり旅★ニ日目

四国一人旅【寺と仁王様と私】

今治に着いたらお腹がとっても空いていました。
とそこの目の前に大好物のパン屋さんがありました。
しかしここは愛媛・今治。
どこでも食べられるパンでお腹を満たしたくない!
一食たりとも無駄にはしたくない!
そんなサムライ精神から、必死になって名物を探索。

そろそろお腹と背中がくっつきそうになってきた頃、
名物『じゃこ天』の揚げたてが食べられるお店発見。
見るとそこは、『鯛の押し寿司』で有名で、
創業大正5年、かつては種田山頭火も通ったという『二葉』。
それならば、と『じゃこ天』と『鯛の押し寿司』を購入。
駅のベンチで食べて腹ごしらえをしました。
『じゃこ天』はあつあつ、

e0060542_23235914.jpg
『鯛の押し寿司』はシソの風味でサッパリ。
e0060542_23243944.jpg
疲れた身体に活力がみなぎるようでした。
力が湧いてきたので
またよっこらしょとリュックをしょっていざ出陣!
泰山寺まで3km、栄福寺まで4km、仙遊寺まで5km
計12kmの道のりを歩きます。
ただ、今日のお宿仙遊寺は標高340mの頂上にあり、
ただの5kmとは訳が違います。
しかもその日は雨が降ってる上にめちゃめちゃ蒸し暑く、
身体の水分はどんどん逃げていきます。
足もくじいたのか少しびっこを引かないと歩けません。

今治駅から一番近い泰山寺くらいは楽勝だと思っていたのに、
それさえも辛くて寄るのは諦めようと思っていました。
しかし、「泰山寺まで500m」
なんて看板を見つけたらそれだけで頑張ろう!
と思えるから不思議です。
泰山寺を過ぎてからは車も人通りもほとんどない、
田んぼだらけの道でしたので
気持ちよく目指すことができました。
ここでも音楽を聴きながら歩いていましたが、
またしてもサザンの「愛の言霊」が流れた時は
ホントに言霊がその辺うようよしてんじゃないかっていう 雰囲気でした。

やっとこさの思いで栄福寺に着いて、
そこで手拭やらお守りを買って
次は最難関の仙遊寺へ。

雨が強くなったり日が照ってきたり、
坂が急になったり蚊に刺されたり、
今思い返せば本当に大変な道のりでした。
もう何度も立ち止まりたくなりました。
でも、着けばきっとお風呂も入れるし水も飲めるし
着替えてゴロンとできる!
そう思ってなんとか頑張りました。

やっと仙遊寺の参門が見えました。
めちゃめちゃ迫力のある仁王様が立っておられました。
e0060542_232935100.jpg←大迫力の仁王様
間近で見ていると目が合います。
火を噴かれそうな、
罵声を浴びせられそうな、そんな迫力がありました。
あらゆる角度から仁王様を観察しました。
上腕二頭筋と、
e0060542_23295845.jpg←上腕ニ頭筋

見事に割れた腹直筋が素晴らしいものでした。

早速、筋肉フェチの友達に写メールしたところ
こりゃ素晴らしい!と大絶賛でした。
e0060542_23303334.jpg←そんなあなたに

e0060542_23305814.jpg←大サービスだぞ☆


つづく・・・
by kaorelax0307 | 2005-08-21 23:20 | 四国ひとり旅★ニ日目

四国一人旅【お寺とご縁】

そこでしばらく筋肉観察をしていましたら
だいぶ汗も引いて来たので
後少しだ!と身を奮い立たせてがんばりました。
が、ここからがきつかった。
カーブしている坂道は、
カーブしてもカーブしても、カーブです。
全然先が見えません。
暴走族が喜びそうだな、と思いました。

そんなきっついカーブの坂道に
地元の小学生と思われる子供たちが
いろんな言葉を木の札に書いて
道端に等間隔で並べられていました。
いろいろ見ていくと、
「勇気」「希望」「諦めない心」など
いかにも小学生が好みそうな言葉の中に混じって
「恋する乙女」
という文字を書いた女の子がいました。

e0060542_2313140.jpg←恋してるんだね。いいね。

なぜこの山まで来てコレなのか、
この登山者をバカにしてるのか、と言いたくなりました。
そのうえ、その時流れてきた曲が
ピチカートファイブの『悲しい歌』。
♪とても悲しい歌ができた~♪
とっても好きな曲なのですが、本当に悲しくなりました。

なんとか登り終え、本堂が見えてきたときには
「やったぁー」と声を出していました。
お参りもせず、そのまま「宿はどこですかっ。ぜぇぜぇ」
と寺の人に聞いて宿へと直行しました。

受付で住所と名前を書いていたら、
そこの尼さんが「横浜の港北ですかぁ~」 とおっしゃいました。

「横浜は港北区の方がすごく多いんですよ。」
そうなんですか!
「ええ、実は私も昔綱島に住んどりましてね」
ええ!!
「なんやろ、なんかご縁があるんでしょうなぁ。
おたくもそうなんでびっくりしました。」
私もびっくりですー!!
受付を済ませ、お風呂に入りました。
ここは温泉があります。

e0060542_23153388.jpg
見晴らしがとってもよく、とてもキレイなお風呂です。
びっくりしたのはシャンプー・リンスがSALAでした。
アロエシャンプーじゃありません。
お湯も本当に気持ちよくって、
今までの時間がすべて報われたような気がしました。

お部屋も、和室にみんなでゴロ寝というのを想像していたら
こぎれいな個室で、ここもまた見晴らしが最高でした。

e0060542_23163389.jpg
夕飯は精進料理が出ます。
食堂で席に着いたら隣りに座ったのが
フランス人の彼女と日本人の彼というカップルでした。
他の泊まり客はお年寄りが多いこともあり、
私たちは自然とおしゃべりするようになりました。
彼女はいま日本語勉強中でよくわからないので、
彼が通訳してくれてのおしゃべりです。
彼女はソフィ。ボルドー生まれで日本は8回目だそう。
彼はいま名古屋の有名お嬢様女子大で働いてるとか。

e0060542_23173295.jpg←もう一度仁王様!
夕飯後、毎月21日の月一回行われると言う
『ゴマ』という日にたまたま当たったので
ご祈祷と住職の法話を聞くことができました。
ですのでソフィと彼と並んで一緒に参加しました。
念仏を唱えたりシャンシャンと棒と輪っかでできたもので鳴らしたりして
ソフィでなくても日本人の私でさえ初めての体験をしました。
個人の祈祷をしてくれるので、
もちろん私は『良縁祈願』と書きましたが、
間違って『良緑祈願』と書いてしまったので
仏様が受け付けてくれるか心配です。

『ゴマ』終了後、二人の写真を撮ったら
とても喜んでくれました。
じゃあ明日はこちらのカメラで三人で撮りましょうと言ってくれました。


本堂を出てベランダへ行きますと、夜景がものすごくキレイ。
遠くの瀬戸内海に渡る、しまなみ街道のつり橋が光ってます。
カラフルな光はないですが、
霧が晴れて、シンと静まった空気の中での夜景は
息を呑むような、ずっとここにいて吸い込まれたいような、
そんな気分でした。

が、蚊にたくさん刺されてどうしようもなくなってきたのと、
翌日は朝6時からお勤め(座禅)がありましたので
10時前に早々と就寝いたしました。

おやすみなさい★
by kaorelax0307 | 2005-08-21 23:04 | 四国ひとり旅★ニ日目

四国一人旅【松山・道後温泉】

朝5:45分起床。
5:50頃の日吉発の予定でしたのでこれでは寝坊です。
いきなり当初の予定より狂ってしまいました。
それでも持ち前のプラス志向&なかったことに志向で乗り切り、
日吉→新横浜→岡山と列車を走らせ、
e0060542_22493995.jpg←岡山駅構内。さすが桃ばかり。

13:00過ぎに松山到着。
松山には私の地元・豊橋と同じように路面電車が走っています。

その路面電車に乗って「大街道(おおかいどう)」へ。
ここは松山の中心地で、私の泊まるホテルもあります。
先日タモさんもいいともで言っていましたが
ここには「ラフォーレ原宿松山」っていう、
どっちだよ!というラフォーレがあります。

その「ラフォーレ原宿松山」を正面に長いアーケードがあります。
そこで、全国高校俳句選手権大会「俳句甲子園」というのをやっていました。

どうやらトーナメント戦らしく、
お互いの学校の俳句を批評しあって勝敗を決めていました。
俳句だから地味かな・・・と思いきや、
テレビカメラは来てるし、観客は大勢いるし、
今時の高校生らしくない、まじめそうな方たちが
各校実に熱い論議を醸し出していました 。
さすが正岡子規を排出した松山であります。


その後はこんなところへ行きました。
萬翠荘(松山藩の別邸)
e0060542_2250178.jpg

愚陀仏庵(夏目漱石の下宿先。正岡子規と少しだけ同居)
e0060542_22511652.jpg
と、さすが旧居好きのカオリラックスならではのセレクトです。

その後はまた路面電車に乗って、道後温泉へ。
道後温泉は一度行ってみたい憧れの場所でありました。
行く前に「坊ちゃん」を読んで行ったので
「赤手拭い」とか「山嵐」とかの重要ワードがすぐわかりました。
しかし、やはり道後温泉本館は観光客ばかりでした。
意外に狭い風呂場でせわしなく温泉に入り、
人々が浴衣でひしめき合う場所で
団子とお茶といよかんジュースを飲み、
適当に汗が引いたところで出てきました。
でも、さすがに建物は立派ですみずみまで拝見してきました。
温泉としては3000年、
建物としては100年以上の歴史があるだけはあります。
e0060542_22514194.jpg

道後温泉を出た後は
目の前の商店街の中にある
いよかん専門のお店でいよかんソフトを食べました。
おいしかった♪
e0060542_22531810.jpg
by kaorelax0307 | 2005-08-20 22:48 | 四国ひとり旅★一日目

四国一人旅【感動の寺・石手寺】

さっぱり気持ちよくなったところで
やっとお遍路さんの一つである「石手寺」へ行きました。
今日はたまたま、年に2回行われるという「平和万灯会」の日でした。
みんなで願い事を書き込み、日が暮れた頃ろうそくを灯して
音楽会や盆踊り、読経などを行うお祭りみたいなものでした。

e0060542_239097.jpg
私はこの寺の催しにいたく感動してしまいました。
ちっちゃい子供からお年寄りまで、
みんなで輪になって盆踊りしてる姿とか、
e0060542_239439.jpg
ろうそくの明かりに照らされた建物とか、
e0060542_23101830.jpg
あとはその寺の雰囲気とかが
すごく地元に根付いているけども、
しかしとっても幻想的で、
地元民ではないのに おばあちゃんたちに混じって
境内の石段に腰掛けてボーっとそれらを眺めておりました。

はっと我に帰るとお腹が空いていました。
もう8時過ぎです。
どこで食べよう・・・。
一人旅はこれが困るのだ。
またまた大街道に戻り、
アーケードから一本外れた道を歩いていたら、
ガラガラ~ッと引き戸の民家風ダイニングがありました。
ここ良さそうだなぁと思ってガラガラ~ッと開けてみました。
とっても笑顔のステキな女の子が出てきました。

すみません、一人なんですけど・・・。
「少々お待ちくださ~い。」
そして少し経って、カウンター席に案内されました。
この後、ひとり旅の中で一番不安な夕食が
一気に一番思い出深いひと時となりました。
by kaorelax0307 | 2005-08-20 22:43 | 四国ひとり旅★一日目